株式投資で失敗する人ってこんな人!あなたは大丈夫?3つの特徴

 2018/06/20

自分で決めたルールが守れない

株式投資というのはほとんどの人が損をした経験を持っており、勝ち続ける人は少数である。ただ株式投資の場合失敗することで「何がいけなかったのか」を反省し、次に繋がっていくことだろう。

しかし、あまりにも負け続けていると資産も減り続けてしまうので、できれば失敗は避けたいものである。失敗を避けるためにも事例に株式投資で失敗したケースを知り、自分がそうなってはいないかを確認することも大切だ。

まず、株式投資で失敗する人の特徴として自分で決めたルールを守れないという点が挙げられる。よく、株式投資を始める際に「あらかじめロスカットするラインを決めておくと良い」というものを目にする。ロスカットのラインを決めておくことで冷静さを失わずにトレードが可能です。

しかし、ロスカットはある程度損している状況にもあるため、中にはこの損失を何とか取り返そうとしてしまう人もいるのだ。ロスカット=損失を認めるにつながってしまうため、それが悔しいのだろう。

ただ、ここで一度冷静にならなければいけない。含み損を持った状態では運用効率を悪くさせてしまうだけなので、やはり自分で決めたロスカットのラインは最低限守る必要があると言えるだろう。

利益が上がったらすぐに売却してしまう

保有していた株式の価値が上がり利益が出たとする。どれくらいの利益になったら売却するか見極めることが大切だが、損失を出したくないという人は5%〜10%という薄利で売却してしまう傾向にある。

これは、早めに売却しないと株価が反落し、利益がなくなってしまう可能性があるため早く売ろうとしてしまうのだが、薄利で売却を続けていても利益を稼ぐことはかなり難しいだろう。

そもそも利益が上がったらすぐに売却してしまう人は、前項のロスカットできない人に当てはまる部分がある。ロスカットできない人は「もしかしたら上がるかもしれない」という想いで保有しているが、薄利で売却してしまう人も「もしかしたらすぐに下がってしまうかもしれない」という想いがあり、売却してしまう。

売買を繰り返せばその分手数料が掛かってくる訳なので、利益となる分はかなり少なくなってしまうだろう。その点も含めてロスカットは5〜10%をラインとして設定し、利益は20%以上になるまで売却しないことを決め、そのルールを徹底的に守ることが重要だ。

生活費にも手を出してしまう

この項目が株式投資で失敗する人にとってかなり悪い特徴の一つと言えることなのだが、資金管理がうまくできず生活費にも手を出してしまうという点だ。生活費に手を出してしまえば当然生活も苦しくなり、切羽詰まった状況に陥ってしまうだろう。

そうなると株式投資で一攫千金を狙わなくてはならないという考えにシフトされてしまう。しかし、株式投資とギャンブルは似て非なるものだ。

あくまでも余裕資金を使った資産運用という観点から株式投資を行わなければ、大損してしまう可能性も十分考えられる。手元に資金がなくなった場合、いさぎよく株式投資から少し離れた方が良いかもしれない。損失を出してしまうとつい熱くなり、取り戻すために生活費に手を出してしまうことは自身の破滅にもつながってしまうのだ。

株式投資を行う際にはこのような失敗を避け、自分が決めたルールは最低限守り、余裕資金の範囲内で行うことが成功につながると言えるだろう。

もちろん確実に成功する方法というわけではないが、心に余裕ができることで客観的に現状を見ることができ、冷静な判断へとつながる。常に冷静さを失わないことが、株式投資を成功させる一歩となっていくのではないだろうか。

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