株式情報サイト 元証券マンも活用する情報源を「プロの目線」で解説

 2020/11/17

株式投資の成果を向上させるには、情報収集の効率化がポイントです。

しかし、世の中には多くの株式情報サイトが溢れており、サイトの「どこに注目すればいいのかが分からない」という方も少なくないはず。 

そこで元証券マンの管理人が”使える”株式情報サイトを紹介。

プロの目線で各株式情報サイトの注目点をお伝えします

株式情報サイト:銘柄選び編

ここでは銘柄選びに使える6つの株式情報サイトをお教えします。
 

1:トレーダーズウェブ

トレーダーズウェブ

「個別銘柄」「株式優待」「アクティブ」の3つのスクリーニングツール機能を使えるのがおすすめです。

中でも「アクティブ」はトレーダーズウェブのオリジナル機能

短期上昇サインの出た個別銘柄を自動抽出するので、デイトレーダーにも使えるスクリーニングツールです。

詳しいツールの使い方はトレーダーズウェブの活用法 で取り上げているので覗いてみて下さい。

無料ながらここまでスクリーニング機能の充実する株式情報サイトは他にないでしょう。

また、ツールは1つのコンテンツに過ぎず、ニュース、日本株情報、外国為替、先物手口など、投資情報を幅広く発信しています。

ぜひ抑えておきたい株式情報サイトです。
 

2:株価アルゴリズム

全上場市場の株価チャートをアルゴリズムが自動分析、値上がり・値下がり銘柄を判別してくれます

買いシグナル46種類、売りシグナル33種類とシグナル数も豊富。テクニカル分析が苦手な投資家も使い勝手〇。

短期投資家の銘柄選びに使える株式情報サイトです。

個別銘柄のトレンド傾向を知る上でも役立つでしょう。

株価アルゴリズムの信用性は「カブセの上抜け(買いシグナル)」が出ていた値上がり銘柄を検証したので、利用前にご確認下さい。

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3:グレイルNET

無料情報の「レーティング情報」は参考になります。

証券会社によるレーティング情報とターゲットプライスを毎日更新しており、「買い」「中立」「売り」どの目線で評価しているのかが一目瞭然です。

SBI証券や野村證券をはじめ、ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなどの大手海外証券のレーティング情報も掲載。

機関投資家の動向を知る上でとても役立つ株式情報サイトです。

また機関の動きに合わせて個人投資家の動きも活発になり、レーティング情報は株価に影響を及ぼす材料と言えます。

無料で閲覧可能なので要注目です。
 

4:増担保規制への道

増担保規制解除への道

増担保規制中の銘柄、解除が近い銘柄、解除した銘柄の確認ができます

規制直後 ⇒ 株価下落、株価低迷
規制解除後 ⇒ 株価上昇

することが多いので、増担保銘柄を狙いたい投資家に役立つ株式情報サイトです。

増担保規制の仕組みから学びたい方には「増担保規制 解除後に上がる株の見極め方 」をまとめたので投資法を身に付けて下さい。
 

5:ケンミレ株式情報サイト

「全値押しから1/3押しまでの押し目率ランキング」「空売り残高比率ランキング」といった、ケンミレ株式情報サイト独自のランキングは参考になります

中でも「新高値ランキング」はおすすめ。

過去の高値を更新した銘柄を抽出するので、トレンド狙いの投資家は理に適っています。

「上昇相場は継続」と思えば買い、「新高値を天井に反転」と思えば売りを入れる目安となるからです。

また、高値更新銘柄が増えるほど地合いは良好と捉えることも。

新高値ランキングで相場全体の動向を知り、トレンド転換を察知するツールとしても使えます

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6:循環物色アナライザー

循環物色アナライザーとは、全ての上場銘柄を対象に”今買うべき銘柄”を予測する銘柄選定ロボです。

特徴は循環相場の周期を先読みすること。

先進技術により次に来る循環テーマをいち早く解析、上昇期待銘柄発掘の役割を担います。

評判も上々で、投資初心者~玄人の方まで利用できるため利便性は高い様子。

低・中位株を中心に銘柄抽出されるようなので、売買しやすいのも当シグナル配信ツールの魅力です。
 

7:みんかぶ

みんかぶは投資初心者を中心に人気の株式情報サイトです。

私は利用していないので、この機会にみんかぶを活用している方へ注意点をお伝えします。

個人投資家の株価予想を知ることのできる「みんなの株価予想」は参考程度とするように。

一番人気のコンテンツのようですが、第三者の株価予想は要注意です。

というのも、みんなの株価予想では買い煽り、売り煽りが頻繁に繰り広げられています

いい加減な株価予想をする個人投資家があまりにも多いです。

みんなの株価予想だけで投資判断を下すのは危険であることを覚えておきましょう。
 

株式情報サイト:企業分析編

選んだ銘柄を分析する際に、使い勝手のいい株式情報サイトを4つ紹介します。
 

1:Quick Money World

Quick Money World

Quick Money World

視覚的に見やすく、直感でファンダメンタル・テクニカル分析状況の分かる「QUICKスコアチャート」はおすすめです。

規模、割安度、成長、収益性、安全性の基礎スコアを五角形で表示。

投資リスク、リターン、流動性、トレンド、為替、テクニカルのマーケットスコアを六角形で表しています。

QUICKスコアチャートの図

左図:ファンダメンタル 右図:テクニカル

短期投資家はマーケットスコア重視、長期投資家は基礎スコア重視、中期投資家は両スコアを参考にするのがいいでしょう。

他にもQuick Money Worldは株式、債権、マーケット市況も発信。

金融機関に情報提供するなど市場の分析力はお墨付きです。

企業分析だけでなく株式情報も得られるQuick Money Worldは、あなたの株式投資に役立てられると思います。
 

2:株探

「トップニュース」「決算速報」「会社開示情報」の3つを抑えましょう

株探は情報発信が早い株式情報サイトなので、これだけで各企業の決算内容・材料をすぐに知ることができます。

記事タイトルだけで決算内容・材料も把握できるため、すべての記事情報を確認する必要もありません。

企業分析が楽になります。

ファンダメンタル投資を重視する投資家は、材料の取りこぼしを少なくできるので株探はおすすめです。
 

3:株マップ.com

「銘柄検索 → チャート → クォンツチャート」でテクニカル分析がはかどります

株マップ.comのクォンツチャートはテクニカル指標が充実、フィボナッチや回帰トレンドも設定できるので、きめ細かいテクニカル分析が可能です。

さらに一目置けるのは1988年の株価チャートまで遡ることができます。(月足チャート)

過去の株価を起点に支持線や抵抗線を引きながら、トレンド傾向を測ることができるのも魅力の一つです。
 

4:EDINET(エディネット)

EDINET

EDINET

最後に株式情報サイトではないですがEDINETを紹介します。

EDINETとは、上場企業の有価証券報告書などの開示書類を閲覧できるサイト。

過去5年分の有価証券報告書が蓄積されているので、財務分析をするなら抑えておきたい情報源です。

「5%ルール」の情報を得ることができます
※発行済み株式の5%を保有した株主は、保有日から5営業日以内に財務局に「大量保有報告書」をという報告書を提出するルール

当ルールは投資家保護の観点で、市場の透明性や公平性を高める目的として1990年に導入されました。

株を大量保有している企業、大口を可視化できることで、分析材料として役立てられます。

大量保有報告書の詳しい見方は、「5%ルール」大量保有報告書の見方や、株価への影響を分かりやすく解説! に目を通してみるといいでしょう。
 

株式情報サイト:相場観編

株テーマや循環相場といった言葉があるように、株式市場は常に変化しています。

市場の変化を先読みするため、日頃目を向けている株式情報サイトを5つ取り挙げました。
 

1:日本経済新聞

「速報ニュース」と「アクセスランキング」が相場動向の予測に役立ちます

「速報ニュース」は分刻みで情報更新されるので、タイトルから経済動向をざっくり把握するだけで十分です。

重要ネタは「アクセスランキング」から仕入れましょう。

注目ニュースは相場に影響を及ぼす可能性が高いので、投資戦略を立てる上で見逃せないコンテンツです。

経済、金融、政治、ビジネス、、、

日本のあらゆる動きを毎日約900本発信する日本経済新聞は、相場状況を見る上でぜひ抑えておきたい株式情報サイトです。
 

2:サーチナ

サーチナ

サーチナ

サーチナは中国経済・中国株情報を発信する日本最大の中国情報ベンダーです。

注目は「時事」カテゴリー

“中国目線”から日本の時事ネタに触れる記事が多く、海外投資家の動向予測にも役立ちます

ちなみにSBIグループの傘下「モーニングスター」がサーチナを運営しているので、中国政府機関との資本的関係はなく「中立」の立場で情報を発信。

wikipediaには下記の記載があります。

日本の一企業として、日本の法令に遵守するのはもちろん、当社の中国に対する立場も、日本政府の立場と同一のものを堅持いたします。

引用元:サーチナ(ポータルサイト)

贔屓目(ひいきめ)のない公平性ある記事なので、海外投資家が日本経済をどう見ているのか評価を知ることができます。
 

3:Yahoo! Finance (英語版)

Yahoo! Finance

Yahoo! Finance

タイムリーな米国株の株価動向を学ぶことで、日本株の株価予測に活かすことができます

「アメリカがくしゃみをすると日本は風邪を引く」と言われているように、米国株の値動きによって影響を受ける日本株は少なくありません。

9月に市場が総じて株価下落したのも、米国のテクノロジー関連株の大幅下落がそもそもの理由でした。

したがって、米国株の状況を見て日本株を先読みするのも投資戦略の一つ。

サイトはすべて英語表記なので、googleの翻訳機能を使用して一括翻訳することをおすすめします。
 

4:アルジャジーラ

アルジャジーラ

アルジャジーラ

アルジャジーラはカタールに拠点を置く中東を代表する報道機関の一つです。

日本には流れない中東やアフリカの経済ニュース、戦争やテロなどの国際情勢も頻繁に発信しています。

他の株式情報サイトには載っていない海外情報の収集には欠かせない情報源です。

米国、アジア、ヨーロッパの経済ニュースも中東目線で執筆しているので、経済動向を多角的に捉えることができるでしょう。

こちらもYahoo!Finance同様、英語表記となるので、google翻訳を活用することをおすすめします。
 

株式情報サイト 目的で使い分けることが大事

相場観、銘柄選び、企業分析など、株式情報サイトを使い分けることが重要です。

今回取り上げた株式情報サイトはすべて無料で使えます。

これまで目を向けていなかった情報源も活用しながら、投資の質を向上させて下さい。

偏った情報ではなく様々な角度から情報を捉えられれば、金融リテラシーが向上して分析に厚みが増すでしょう。

【特選】証券マンおすすめのスクリーニングツール

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