株価アルゴリズム 買いシグナルの見極め方 銘柄選びの注意点を解説

 2020/06/11

株価アルゴリズム
http://www.rizumu.net/

株価アルゴリズムは、株のテクニカル分析を駆使した個人投資家向けサイト。

会員数は18,236人、ツイッターのフォロワー数は12,552人、多くの個人投資家が利用をしています。(6月11日現在)

当記事ではシグナルの精度を見ながら上手な株価アルゴリズムの活用法を元証券マンが解説

利用者の評判も合わせて紹介するので、あなたの投資に役立てられるツールなのか判断をしてみて下さい。

株価アルゴリズムの評判

結論から言いますと、株価アルゴリズムを支持する評判が目立ちます。

個別銘柄の上昇・下落気配を一目で判断でき、且つ完全無料で利用できる点が評価されているようです。

しかし、必ずしも高評価なわけではありません。

テクニカル分析のみで検出される銘柄に、警鐘を鳴らす個人投資家も散見されます。

そこで、一際目を引いた株価アルゴリズムの口コミを紐解きながら、管理人が評判を解説します。

 

好評判:シグナル確認が簡単

最近は気になる銘柄のテクニカル分析は全部この株価アルゴリズムでみていますね。シグナルをチェックするのにちょうど良い感じです。このツールが無料で利用できるってのは投資家としてはかなりのアドバンテージがあるんじゃないかな

引用元:投資顧問ガイド

テクニカル分析で使うならタダで利用出来る中では結構悪くないと思いますよ。僕はここを知ってからというものとりあえずはここで気になる銘柄をチェックするようになりました。判断するのは自分ですけど判断材料には十分になりますね。

引用元:株コミ

好評判の理由はテクニカル分析が不要な点。

株価アルゴリズムは全個別銘柄を対象に「買いシグナル46種類、売りシグナル33種類」を用いて毎日分析するので、目を付けている個別銘柄の売買判断に活かすことができます。

利用者は投資初心者~玄人まで誰でも気軽に利用できることをメリットとしている様です。

たしかに評判の通り、テクニカル分析を自動で行うツールは評価できます。

テクニカル分析はトレンドやチャートパターンを覚える必要があり、サインを見落としてしまうこともしばしばあるものです。

その苦労する作業の代わりを務めてくれるのが株価アルゴリズム。

シグナル出現した個別銘柄は毎日17時頃に抽出、株価アルゴリズムに最新データが更新される仕組みです。

テクニカル重視者は銘柄探しの手間を大幅に省けるでしょう。

 

不評判:シグナルが機能しない相場有り

全面安相場だとシグナルも何もないですねぇ。今の時期はトレードせずに大人しくするのがベストなのでしょうか。まだまだ落ちていきそうな予感がします。株価アルゴリズムを使ってる人はどう思いますか?

引用元:株コミ

新型コロナ相場だとシグナルなんかお構いなしなんじゃないですか?世間では株のバーゲンセールとかなんとか言われてるけど初心者には難しいです。

引用元:株コミ

上記の評判通り、判断材料がシグナルのみでは機能しない局面があります。

例えば株価が乱高下する相場です。

直近では新型コロナウィルス感染拡大により、経済鈍化が懸念され株の投げ売りが発生。

個人投資家はリスクヘッジや損失を最小限に抑えるため、ファンダメンタルやテクニカル分析を度外視、保有株の整理を行いました。

このようなパニック相場の局面でシグナルが出現しても、セオリー通りの値動きは起きずらいものです。

株価アルゴリズムを利用する際は、あわせて相場動向を把握する必要があると言えます。

 

株価アルゴリズム シグナルを検証

株価アルゴリズムが分析したシグナルに、読者は評価を付けることができます。

セオリー通りに動いたシグナルには「当たる」評価、機能しなかったシグナルには「外れる」評価です。

当たるシグナル投票結果

当たるシグナル投票結果

ただ、投票結果はあくまで個人の見解。

当たる評価が高いシグナルだからと言って、投票結果を鵜呑みに個別銘柄を買うのは安易な考えです。

そこで、当たるシグナル投票第1位の「カブセの上抜け」を分析。

当シグナルが出現した個別銘柄の株価チャートを基に、上昇トレンドを形成するのか事例を用いて解説します。

 

当たるシグナル:カブセの上抜け

「カブセ」とは陽線形成の翌日、寄り付きで前日終値を上放れた後に反落し、陽線の始値と終値の間で終わった陰線を指します。

その後もみ合い、前日の高値を上抜く陽線が現れた状態を「カブセの上抜け」と言います。

「カブセの上抜け」の図

「カブセの上抜け」の図

カブセの上抜けは上昇相場を意味し、買いシグナルです。

 
機能した銘柄

2020年5月8日~12日の大真空(6962)はカブセの上抜けが機能していました。
※水晶デバイス総合大手。音叉型や民生用振動子などシェア首位級。人工水晶から一貫生産に強み

大真空(6962) カブセの上抜け

大真空(6962) カブセの上抜け

5月8日に陽線を形成し、翌営業日の11日は寄り付きで上放れて反転、陽線の始値と終値の間で引けています。

そして12日には前日高値を上抜く陽線を形成しました。

カブセの上抜けのシグナルが出来上がっていますね。

大真空は14日にマドを開けて高値2173円を付けるまで株価上昇、教科書通りに機能した株価推移でした。

 
機能しなかった銘柄

2019年7月12日~22日のヨシタケ(6488)はカブセの上抜けが機能しませんでした。
※自動調整弁の専業メーカー。建築設備、プラントなど用途幅広い。減圧、安全弁は国内首位

ヨシタケ(6488) カブセの上抜

ヨシタケ(6488) カブセの上抜

22日に同シグナル出現しているため、翌日から上昇トレンドを形成するのがセオリーです。

しかし、同銘柄は24日に高値998円を記録後、下落トレンドに反転しました。

下記のチャートをご覧下さい。

22日にボリンジャーバンド+2σにタッチしているのが見て取れます。

ヨシタケ(6488) ボリンジャーバンド+2σ

ヨシタケ(6488) ボリンジャーバンド+2σ

ボリンジャーバンドは相場の過熱感を図るトレンド系の指標で、下記の確率で収束すると言われています。

・±1σバンド内で収まる確率:約68%
・±2σバンド内で収まる確率:約95%
・±3σバンド内で収まる確率:約99%

つまり、約95%の確率でヨシタケは株価反転する合図が出ていました。

カブセの上抜けが機能しなかった要因はこれでしょう。

当たるシグナル投票第1位を取れたのは、偶然他のシグナルが重なっていなかった可能性も考えられます。

評価されているシグナルだから期待できると結論付けず、売りシグナルは出ていないか、合わせて確認するのが良さそうです。

 

株価アルゴリズム 初動銘柄の特徴

株価アルゴリズムでは、当日に初動が見られた上位100銘柄を毎日更新しています。
※株価が急騰する初期段階のこと

さらに直近30日間の初動銘柄の閲覧が可能。

「初動後に日数をおいてから暴騰するケースもある」と記述していることからも、株価アルゴリズムが銘柄探しのサポートを行ってくれている様です。

では、どのような初動銘柄が今後の株価上昇に期待できるのか。

「買った方がいい初動銘柄」の特徴を証券マン目線で紹介します。

 
買った方がいい初動銘柄

材料(ファンダメンタル)で初動が見られた訳ではなく、テクニカル分析で買いシグナルが出現した銘柄です。

例えば5月14日の初動銘柄50位の指月電機製作所(6994)
※大型コンデンサー得意。小型・軽量、高耐熱性、高機能化へ展開。三菱電機、村田製作所と緊密

指月電機製作所(6994) 初動銘柄

下記のチャートをご覧ください。

同銘柄は材料発表で動意づいた訳ではなく、4月28日に5MAが25MAをゴールデンクロスしています。

指月電機製作所(6994) 4月28日にゴールデンクロス

指月電機製作所(6994) 4月28日にゴールデンクロス

これは買いシグナルですね。

ゴールデンクロスによって上昇トレンドを形成、チャートは緩やかな右肩上がりで推移しながら5月14日を迎えます。

その後、5月25日の決算発表で株価上昇に拍車が掛かりますが、買った方がいい初動銘柄はこのような事例です。

材料による初動は急騰・暴落、今後どちらにも動く可能性があります。

上方修正や革新的な発明などに期待を受け、連日マドを開けて急騰することもあれば、買われ過ぎによる過熱感や利確売りによる暴落はよくある話です。

つまり、材料による初動後の買いは、ギャンブル的なリスクが高いと言えます。

チャートパターンの崩壊を回避するため、初動理由が材料ではない銘柄を狙うことをおすすめします。

 

株価アルゴリズム 元証券マンの注目コンテンツ

シグナル一覧や初動銘柄以外にも、活用性のある株価アルゴリズム。

おすすめしたいコンテンツを2つ紹介します。
 

株式専門チャンネル

株式専門チャンネル

※5月29日現在は更新停止中

アナリストや個人投資家のYoutube動画をまとめているコンテンツです。

相場展望や日経平均株価の見通し、個別銘柄分析など、株式投資に役立つ動画を数多く抑えています。

動画ジャンルも「テクニカル分析」「初心者向き」「上級者向き」を分別。

視たい動画を迷わず選べるのも高評価のポイントです。
 

関連銘柄一覧

関連銘柄一覧

過去5日間で値上がり率の高い順に関連銘柄を並べ、値上がりしそうな個別銘柄のヒントを提供しています。

言わば「銘柄選定力を上げられる」コンテンツです。

仮に個別銘柄名を挙げてしまうと、自身の相場観や銘柄選定力、テクニカル分析力を磨くことはできません。

しかし、ヒントを羅列しているだけなら、そこから上昇期待銘柄を自身の力で見つけることになるので、投資力の向上に繋がります。

投資スキルを上げつつ、話題のテーマ株や出遅れ株を探すコンテンツとしておすすめです。
 

公式ブログ

株価アルゴリズムの公式ブログ

株価アルゴリズムの公式ブログ

株価アルゴリズムはシグナル公開ページとは別に、公式ブログ を開設しています。

ブログ内容は主に3種類。
 
人気の株テーマ

株式市場で話題のテーマ1位~10位をランキング順で紹介。

みんなの株式、株探、日本経済新聞など、ニュースサイトで掲載の多かったテーマ順にランキング付けをしています。

更新頻度は毎日。

多数のニュースサイトから集計を取るので、偏りのない情報から人気テーマを把握することができます。

株価アルゴリズムの関連銘柄一覧 と合わせて活用すれば、旬なテーマ株を網羅的に抑えられるでしょう。
 
買いシグナル検出銘柄

株価アルゴリズムが解析する全46種類の買いシグナルから、期待値の高い上位5銘柄を毎日検出。

「銘柄名」「前日上昇比」のみを羅列した簡易的な内容です。

シグナルが出現した個別銘柄をまとめて見たい方にはうってつけの記事だと思います。

ただ、買いシグナル銘柄の株価推移を見たい、他銘柄とじっくり比較したい場合は物足りないブログなので、株価アルゴリズムのシグナル一覧 から詳細を確認して下さい。
 
急騰個別銘柄の紹介

直近で急騰した個別銘柄を紹介している記事です。

急騰7日前~当日までの株価チャートを掲載しつつ、急騰理由をニュースサイト、ブログ、掲示板などから引用。

急騰銘柄の株価推移を振り返ることができます。

ただ、この記事は今後の株価予測をする訳ではなく、あくまで株価上昇の経緯を確認するものです。

材料分析やシグナル解析は一切していないので銘柄選びに活用はできません。
 

株価アルゴリズム 銘柄選びに役立つツール

誰でも簡単に売買シグナルが読める株価アルゴリズムは、投資に役立つ株ツールです。

投資学習ツールとしても役立つコンテンツを発信しているので、テクニカル分析を中心に投資力向上を目指す方には重宝できます。

ただ、良くも悪くもテクニカル分析に傾向。

銘柄選びはファンダメンタルや相場観、機関投資家の動向など、多角的な要素を取り入れて行うことが重要です。

もし、これら要素を加味した個別銘柄を受け取りたいのであれば、循環物色アナライザー という株ツールに頼るのも一つの手です。

株式市場の周期を先読みして上昇期待銘柄をいち早く抽出するので、きっとあなたの株式投資に役立つと思います。

【特選】証券マンおすすめのスクリーニングツール

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