記事の目次
志村暢彦の経歴を検証
志村暢彦氏は、1974年に神奈川県にて出生。現在、機関投資家のファンドマネージャーを務めています。
経歴としては、信金中央金庫を経て、ニッセイアセットマネジメント、ニッセイシュローダーズアセットマネジメントにてグローバル株のファンドマネージャーに従事。東京とロンドンにて活躍していました。
2001年より大手機関投資家・投資信託等の資産運用に携わり、国内外の投資銀行やヘッジファンド、公的機関等と幅広く連携。
現在は個人向けに資産運用をアドバイスを行っていますが、当時の連携も継続されているようです。株式投資における分析は、企業の実勢や市場での期待値等を考慮し多角的です。いわゆるコテコテの機関投資家上がりですね。
ただ現時点でのヤフーファイナンスのパフォーマンスは、0勝3敗で-6.8%とちょっと冴えないものとなっています。
まだヤフーファイナンス上での場数は少ないと言えますが、機関投資家のディーリングは通常のトレーディングとは根本的にポジションの建て方が違うので、個人レベルのトレーディングで測るのは難しいのかもしれませんね。
志村暢彦が経営するスカイキャピタルグループコーポレーション
志村暢彦氏は現在「スカイキャピタルグループコーポレーション」という企業を経営しています。
スカイキャピタルグループコーポレーションの会社概要にはライセンスが表記されていないため、アドバイザーなのか運用代理業務なのかファンドなのか判り難いところがあります。
志村氏は株式投資の世界でそれなりに名前が売れていますし、自身の顔も晒していますのでさすがに無登録で金融商品取扱業務を行うような無茶はしないと思います。
一般の人が志村暢彦氏に接しようとしたら、スカイキャピタルグループコーポレーションの顧客になることでしょう。
この会社に対する評判はネット上では見つけられませんでしたが、投資顧問と類似する点はあります。
ヘッジファンドバンキングとの関連性
ただ気になる点が一つあります。
志村氏はヘッジファンドバンキング株式会社のマーケッターという肩書も持っています。
ヘッジファンドバンキングは当サイトでも何度も取り上げている業者ですが、正直あまり良い印象がありません。
ただ、ヘッジファンドバンキングは文字通り、機関投資家のマーケット市場関連業務に従事していた専門家を集結させるというコンセプトがあったので、志村氏は客人のような扱いとも取れます。
投資商材①株ナビゲーター!
しかし、志村氏はヘッジファンドバンキングの下、投資情報商材に参加していました。
投資商材①世界投資家育成プロジェクト
同じヘッジファンドバンキングの客人?である、さわかみファンド出身の「山﨑毅」氏とも別の商材に参加していましたね。
これらは二つとも海外の銘柄配信を行うというものだったらしいですが、情報商材の演者になった者の宿命として、当然の如く様々な批評サイトで叩かれることとなります。
実際の商材のクオリティについての記述を見つけることは出来ませんでしたが、根拠無く批判されていたため、志村氏がこれにより評判を落としてしまっている可能性も考えられるでしょう。
志村暢彦についての総評
志村氏の経歴は世間に申し分ないものでしょうが、巨額の資産を扱う機関投資家と個人レベルの運用はやり方が全く異なります。
先述のとおり、株予想サイトでのパフォーマンスも気掛かりな点など気になりますね。
情報商材などの出演により高い確率で自身の評判を落としていることが考えられますが、それはどのような経緯か判りませんし、実際の運用力に影響することでもないでしょう。
良くも悪くも志村暢彦氏、およびスカイキャピタルグループコーポレーションには不明点が多いので、関わりを持つならばじっくりと事前調査をする必要はありそうですね。
口コミはありません