テクノスデータサイエンス・エンジニアリング|IPO後は下落する?

 2018/12/11

テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(7046)の強みとは?

テクノスデータサイエンス・エンジニアリング HP

テクノスデータサイエンス・エンジニアリング HP

テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社は、東京都新宿区に本社を置く、情報処理やコンピュータシステムのコンサルティングサービスなどを提供する会社です。

 

2013年に設立され、約5年という比較的短い期間で上場に至っています。

経営ビジョンに新たな価値を創造し、変化をもたらすと定めており、事業展開を見ても次世代につながるようなものが多く見られます。

特にテクノスデータサイエンス・エンジニアリングの強みとなっているのは、ビッグデータ・AIソリューションサービスです。

 

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングで提供しているソリューションサービスはビッグデータやAIを活用しています。企業のデジタルイノベーションを行っていくための事業戦略や、業務改革を進めるためのサービスを展開しているのです。

中でもビッグデータを活用した経営コンサルティングや、データ解析支援サービス、さらにデータを活用した人材教育・組織組成支援サービスなど、企業を支えるサービスが軸となっています。

 

この他、独自開発されたAI製品「scorobo」シリーズや業務特有のAIモジュールを提供し、そのロイヤリティで利益を上げています。

 

ロイヤリティサービスは安定的な業績を生み出せるため、そういった部分もテクノスデータサイエンス・エンジニアリングの強みになってくると考えられます。

 

IPOにおける注目点とは?

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングのIPOにおける注目点についてご紹介しましょう。

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングのIPO概要は以下の通りとなっています。

IPO情報

公募株数 190,000株
主幹事 いちよし証券
売出株数 426,000株
単元株数 100株
仮条件 2,900円 ~ 3,200円
上場市場 東証マザーズ
業種 サービス業

IPOスケジュール

ブックビルディング期間 12月3日~12月7日
公開価格決定日 12月10日
購入期間 12月11日~12月14日
上場日 12月18日

 

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングは東証マザーズでの上場になりますが、公開規模は18億円になる見通しで東証マザーズの中では比較的一般的な規模の公開となりそうです。

 

ただ、今回の当選株数は計616,000株で、売買単位が100株なので若干当たりにくい分類に入ります。

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングのIPO当選を狙っていくなら、やはり主幹事の利用は欠かせません。今回の主幹事はいちよし証券が務めており、割当率は約76%です。

 

もし、いちよし証券の口座を持っていないという場合でも、副幹事には大和証券、その他の幹事としてSBI証券やマネックス証券などもあるので、口座を開設している方は、そちらからも当選を狙ってみましょう。

 

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングの業績推移

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングの業績推移を見てみると、2014年から順調に売上高や経常利益、純利益は増加していることが分かります。

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングは2013年設立の企業なので、1年目ではなかなか業績で成果を得られなかったものの、2年目以降からはしっかりと業績を伸ばしていくことに成功しています。

テクノスデータサイエンス・エンジニアリング 業績推移

テクノスデータサイエンス・エンジニアリング 業績推移

 

また、2019年3月期の業績に関しては第2四半期時点で売上高645百万円、経常利益102百万円を達成。

経常利益は第2四半期の時点で2018年3月期の成績に近付いているため、恐らく2019年3月期はさらに増加する可能性が高いです。

 

上場後に下落・暴落に陥る可能性はある?

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングのIPOに当選したとしても、上場後に下落・暴落に陥ってしまうか不安に感じる方も多いでしょう。

しかし、IPOの公開規模は先程紹介したように一般的な規模で、初値リターンはそれほど悪くないと予測できます。また、トレンド的にビッグデータやAI活用サービスは投資家にとって魅力的なテーマ銘柄でもあります。

 

他にも業績面でもしっかりと伸びていることや、事業にロイヤリティサービスがあることで安定した収益を得られていることについても、投資家は安心材料として見るでしょう。

このようなことから初値自体は高値がつくと予想でき、またすぐに下落・暴落が起きてしまうようなこともないと考えられます。

 

株主構成はテクノスジャパンが43%の株式を保有していてベンチャーキャピタルの保有もありません。

テクノスジャパンや城谷社長には180日間のロックアップもかけられているので、早期に株式が売却されてしまうこともないでしょう。よって、上場後すぐに下落・暴落に陥ってしまうことは考えにくいです。

 

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングの事業はIPOのトレンド的にも魅力的なサービスと言えます。

個人投資家も含め買いが多くなると考えられるため、初値は高騰する可能性は非常に高いです。事業の将来性についても、企業向けのビッグデータ・AI活用が浸透していけば業績アップも見込めるでしょう。

 

将来性や話題性に長けているテクノスデータサイエンス・エンジニアリングは、積極的に当選を狙っていきましょう。

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