アメリカ株ドットコムの基本概要
今回検証するのは、アメリカ株ドットコムという株情報サイトです。アメリカ株ドットコムの提供する情報の対象は文字通り米国株です。
銘柄検索機能
コンテンツの内容としては、米国株式市場の仕組みやそれに関する解説・市場ニュース、そして銘柄検索フォームが大まかな構成要素となっています。
検索フォームはアイウエオ順の他に、検索・時価総額・値上がり・値下がりといったランキング形式、カテゴリ別と基本的な検索方法となっています。
あとは現時点で安い有名企業株、日本人にも身近なアメリカ企業、そして注目度の高い人気企業というアメリカ株ドットコム独自の方法での検索方法も搭載されています。
アカウントサービス
株式情報サイトでは珍しいものではありませんが、アメリカ株ドットコムでも自身のアカウントに選定した銘柄を登録できるアカウントサービスがあります。
珍しいものとしては、リアルタイム地図検索というアメリカ合衆国全体の地図上に、上場されている米国企業の所在地が示されるというツールがあります。
そしてアメリカ株ドットコムにも、ほかの株式情報サイトと同様に、投資関連サイトへのリンクが貼られており、他方からはある程度重要な広告版であるという認識がされている模様です。
運営会社の情報が分からない
アメリカ株ドットコムのTOPページ下部には運営会社情報のタブがありますが、そのページには移行する事はできません。
したがって、運営者情報は判らない状態です。
こちらは一時的なメンテナンスなのか、移行ページが無くなっているのかは判りません。他にもサイトの株にはユーロ株、役に立つ、保険営業、FX用語集というタブもあります。
しかし運営会社情報と同様に指定したページは見つからず、唯一移行したユーロ株に関しても、全く関係無さそうなページが出てきます。
ニュースにおいても、最新のニュースが2017年9月と随分前のものとなっています。
アメリカ株ドットコムの口コミ・評判
アメリカ株ドットコムに対する口コミ・評判を見ようとしても、ネット上での書き込みはほとんどありません。まあそれは当たり前でしょう。見てのとおり有料コンテンツ等がある株式情報サイトではないので、向こうからのアクションがあるものではないからです。
やっていることはただの米国株の情報提供ですので、閲覧者が何かの被害を受ける事は無いはずです。
ただ一点、運営会社が判らないという事に怪訝している書き込みはありました。
万が一、運営会社に関することを意図的に隠しているとしたら、アメリカ株ドットコムの評価は悪くなるでしょうが、ただのミスの可能性もあるので悪徳サイトとは言い切れないです。
ただアメリカ株ドットコムは、既に機能していないサイトであると考察されます。
アメリカ株ドットコムの総評
運営会社情報が見れない事、および他のタブからその指定ページに移行できない事、そして先述のニュースの更新が5か月前に止まっている事からも放置されているサイトと見て間違いないでしょう。
これは閲覧者の不注意となりますが、もし閲覧者が最新の情報と勘違いしてニュースを真に受けたり、価格に連動したスクリーニングを行ってしまえば、その人の実取引に大きな支障をきたす事になります。
したがって利用はできないと判断できますが、日本人向け対応となっている数少ない米国株式市場に特化した株式情報サイトという事もあり残念な気もします。
一見遊びに近いツールにも見えるものの、特にリアルタイム地図検索は秀逸で、米国は広い上にハリケーンの進路に当たる地域によって経済的打撃を受ける企業が明確化するケースが多々あります。
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