常勝株式投資倶楽部の基本概要
今回検証するのは、常勝株式投資倶楽部という株情報のブログサイトです。
常勝株式投資倶楽部の運営者は、サイト上で確認が出来ません。運営者情報などは無く、恐らく個人レベルで運営されているブログかと思われます。
有料コンテンツ情報も見当たりませんし、そもそも商売で行っている気配がありません。メルマガ登録をする事により、注目銘柄情報を得る事も出来るそうですが、これも無料となっています。
ブログサイト上に表記されているのは、過去にメルマガにて配信した銘柄の一部と、その後の経過に対するコメントが掲載されているのみの内容となっています。
常勝株式投資倶楽部に対する口コミや検証サイトでの評判は芳しくありません。
その低評価の要因は、運営者情報が見当たらない事、加えてファーストコンタクトが、勝手に送り付けられてくるメールという点です。
となると、どこかから流出している情報を元に、常勝株式投資倶楽部は利用者を募っている事になりますので、詐欺サイトのように思われている書き込みも散見されます。
そして被害として認識されているのが、上から目線で送られてくる銘柄情報があまりにも低いという事です。
常勝株式投資倶楽部の総評
先述のとおり、常勝株式投資倶楽部の口コミや検証サイトの評判は芳しくありませんが、実際は課金が発生しているわけでもないので、常勝株式投資倶楽部を悪徳サイトとしている書き込みはありません。
恐初見のサイトの時点でいくつかの銘柄情報が既に記されている事や、利用料を発生するわけでもないと思われるので、それほど大きな利用者の反感を買っていないという事が予想されます。
一部、意図して否定的な見解を述べている検証サイトが、詐欺サイトと宣わっていますが、そもそも課金されていないものに詐欺被害というものは発生し得ません。
恐らく、勝手にメールが送られてくるというスタイルが、世に数ある詐欺サイトで多様されている手法である事が起因しているのではないかと考察出来ます。
したがって運営面において、常勝株式投資倶楽部からしてみれば、運営者情報を明かしていなかろうが不満を言われる筋合いは無いという事になるでしょう。
こういったケースですと、常勝株式投資倶楽部の銘柄情報の提供が、投資助言業務に該当するのではないかという懸念も出てきますが、ここは課金をしておらず誰でもブログサイトの閲覧、メルマガ登録が出来るようになっていますので問題は無さそうです。
株情報の精度の低さに不満
もう一つの大きな悪評である配信されてくる銘柄情報の精度の低さが挙げられています。
この苦言には、メルマガ上の常勝株式投資倶楽部側の上から目線の物言いに対する反感も助長していると見受けられます。
たしかに、勝株式投資倶楽部のブログサイト上の綴りと、実相場の食い違いが散見されます。
常勝株式投資倶楽部のブログサイト上では、2018年1月23日の段階で、以前に配信していたJESCOホールディングスに対して、今後も期待を寄せるという記述がありました。
JESCOホールディングスはまさに2018年1月23日に一旦の高値を取り、その後大きく下落をしています。
N波動での上昇、加えて上昇余力により3段上げを達成し、2018年1月23日は800円手前で大きく売られ長い上髭が出ています。
このような状況を見れば、高値を取ったと判断し売り逃げる方が無難であると判断出来るところでしょう。
JESCOホールディングス以外のいくつかの実績を見ても、常勝株式投資倶楽部の投資判断は優れているとは言い難いところがありますが、そもそも提供された情報を実取引に反映するのはあくまでも利用者側なので、これを被害と言う書き込みを見るとリテラシーの低さも感じてしまうところです。
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