亀戸投資研究所の株会議の基本概要
今回検証するのは、亀戸投資研究所という株情報サイトです。
亀戸投資研究所には有料コンテンツは存在していない模様です。サイト内にあるのは、いわゆる株式投資に臨むに当たり役立つノウハウ集です。
その幅は広く、株式投資とはどういうものかという説明や、臨むに当たる心得などの入り口部分の内容から、PEファンド等にバイ・インされた銘柄の買い方といった変則的な内容のものまで掲載されています。
メンタルコントロールの重要性を説いている
このようなサイトは他でもありますが、その中でも亀戸投資研究所は心得部分への注力が見て取れます。
文章の至るところに「~しない」といった制御を促す文言が見られ、これらのルールを閲覧者の頭に刷り込む意図があるという印象を受けました。
すなわち、閲覧者に対して若干きつめの表現がされていますね。自由な取引というには程遠く、一方的で異論を挟ませないといった勢いがあります。
しかしこれは相場と相対する上で非常に大事な事で、亀戸投資研究所が述べているとおりのメンタルコントロールが出来るのであれば、少なくとも大負けをする事は無いと思われます。
対して、毎日や毎週やるべき事も明確に示されていて、もはや仕事のさながらの指示がされています。特にチャートを手書きで作成するというのは圧巻ですね。
一昔前の裁量トレーダーは誰でも行っていた事ですが、インターネットが普及した現在で行っている人はかなりの少数派でしょう。
なんと誓詞までも
このように制御心を養い、日々励む姿勢を植え付ける極めつけとして、サイト上には誓詞が添えられています。
社会への奉仕に関しては、さすがに本人次第の事だと思いますが、そのような心持ちでいる事で逸脱しない健全なトレードを継続出来るという効果はあるかもしれません。
いわゆる健全且つ冷静なメンタルを維持するという事ですね。
亀戸投資研究所のサイト上には運営者情報はありません。まあ有料サイトでもなく、株情報サイトとは言っても一般的な心構えや知識面のノウハウを提供しているだけなので、閲覧者の実取引にも直接影響しません。
したがって、運営者情報が掲載されていないからといって批判する事でもないと思われます。
亀戸投資研究所の株会議の総評
亀戸投資研究所に対する口コミや検証サイトの評判を見て判ったのが、サイトが長く更新されていないという事です。
だからと言ってその点を突いて、詐欺やら悪徳サイトやらという文言は見当たりません。やはり先述のとおり、課金が無い上に、閲覧者の実トレードに直接影響する内容でないからだと思われます。
サイト更新が長くされていないのは勿論良い事ではありませんが、亀戸投資研究所はそもそも市況やニュースを載せていないため、最新情報という概念が存在しません。
アローヘッドのように、取引環境が根本から変わるといった事でもない限り、特に支障は無いと思われます。
また先程の続きともなりますが、亀戸投資研究所は実取引の仕方についても明確な指定をしています。
これは、銘柄情報等の実トレードへの影響があるものという意味ではなく、一般的な取引のやり方という意味ですね。
やや一方的な指摘も
と言ってもやはり、亀戸投資研究所の主観が明確に示されており、例えば新興市場は論外で1部か2部の銘柄を選ぶとし、そこからさらに細分化されていきます。
さらに注文は寄成のみ、信用買い厳禁、デイトレードは論外とかなり詳細な指定が一方的に示されています。
これは、まだ株式投資を始めて間もない取引に際する判断が付かない人、自身の取引に対する考え方が相場と合致していない人にとっては良い指南となるでしょう。
ただ、相場の相場の性質は時期によって少なからず変わります。特に近年は、高値引けでも翌日に売られて始まったり、テーマ株の台頭で、業績の良い本来地力のある銘柄が奮わなくなるといった変化も見られます。
先述のとおり、亀戸投資研究所の指南は市況や銘柄情報ではありませんが、取引の足り方を詳細まで指南しているとなると、このような変化が影響し得ます。
特にサイトが長く更新されていないとなると、その影響力は一層大きくなりそうですね。
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