大化け株 過去10年の値上がり銘柄 「株価100倍」も達成

 2021/02/25

大化け株 過去

株価327倍のヤフー、株価108倍のファーストリテイリングなど過去には多くの日本株が大化けしています。

そして、このような大化け株は令和にも多数誕生しているのです。

検証日の2月24日から10年前まで遡り、値上がり率の高かった日本株をスクリーニングしました。
※2021年2月24日~2012年2月24日

過去の大化け株

ヤフーやファーストリテイリングのように知名度がなくとも、株価100倍以上を達成している大化け株は存在します。

過去10年で上がった大化け株

企業名 証券コード 上昇率 高値(高値日) 安値(安値日) 現在株価
エスプール 2471 157.7倍 1,104 (21/02/18) 7 (12/02/24) 株価
トリケミカル研究所 4369 136.2倍 5,042 (21/01/14) 37 (12/08/17) 株価
RAIZAPグループ 3038 128.7倍 1,545 (17/11/24) 12 (12/03/09) 株価
リミックスポイント 3825 122.8倍 1,843 (18/05/25) 15 (12/06/1) 株価
レーザーテック 6920 119.7倍 15,690 (21/01/15) 131 (12/07/27) 株価
ガンホー 3765 116.6倍 16,330 (20/05/17) 140 (12/05/18) 株価
ペッパーフードサービス 3053 114.3倍 8,230 (17/11/2) 72 (12/02/24) 株価
出前館 2484 105倍 4,200 (20/12/18) 40 (12/06/08) 株価
ディップ 2379 88倍 3,700 (20/02/10) 42 (12/10/19) 株価
MonotaRo 3064 60.8倍 6,940 (21/02/22) 114 (12/02/24) 株価

 

「結果にコミットする」というキャッチフレーズで一大ブームを巻き起こしたRAIZAPグループ(2928)。スマホゲーム「パズドラ」が大ヒットしたガンホー(3765)は記憶にある方も多いでしょう。

ボロ株と呼ばれる株価100円以下の銘柄を中心に大化けしています。

“誰でも手を出せる株価+市場のトレンド”によって大化けした株が多いですね。

次に過去5年間で上昇した銘柄をご覧ください。
※2021年2月24日~2016年2月24日
 

過去5年で上がった大化け株

企業名 証券コード 上昇率 高値(高値日) 安値(安値日) 現在株価
アイ・アールジャパン 6035 62倍 19,550 (21/01/22) 315 (16/07/01) 株価
★レーザーテック 6920 53.5倍 15,690 (21/01/15) 293 (16/07/01) 株価
★トリケミカル研究所 4369 46.6倍 5,042 (21/01/14) 108 (16/02/26) 株価
メドピア 6095 46.5倍 8,850 (21/01/04) 190 (16/03/04) 株価
★エスプール 2471 46倍 1,104 (21/02/18) 24 (16/03/04) 株価
チェンジ 3962 36.9倍 6,390 (20/9/28) 173 (16/9/28) 株価
ホープ 6195 35.9倍 7,910 (20/11/11) 220 (18/12/28) 株価
エムティジェネックス 9820 35.8倍 45,950 (18/9/28) 1,280 (16/3/4) 株価
北の達人 2930 31.5倍 1,105 (20/4/9) 35 (16/9/23) 株価
東洋合成工業 4970 31.5倍 14,770 (21/1/13) 520 (16/11/18) 株価

 
集計期間を10年→5年に変更すると値上がり銘柄の上位が大きく変わりました。

つまり、直近5年で入れ替わりのあった銘柄は株価下落を示唆します。

実際に株価128.7倍を記録したRAIZAPグループは急騰後に下落、一時的な材料で上昇した大化け株でした。高値掴みで大きく損するリスクのある銘柄です。

一方、★印を付けた銘柄は10年前から上昇しているので、長期投資で利益を上げやすいのは★印のような銘柄でしょう。

このような大化け株を狙うには「不況時でも強い」企業なのかがポイントです。
 


 

大化けする株は「業績」がしっかり

過去10年株価が伸び続けて大化けした株は、不況でも安定した業績を誇っています。

★印のトリケミカル研究所、エスプール、レザーテックは順調に最高益連続期数を更新。

最高益連続期数を更新

最高益連続期数を更新

新型コロナウィルス、米大統領選挙、米中貿易摩擦などのあらゆる外的要因の影響を受けても、業績がしっかりしているので拾われやすいものです。

不況時でも好況時の決算を維持できている企業は狙いどころと言えます。

少し古い話ですが、2012年のアベノミクス開始前の日本経済はリーマンショック・東日本大震災の余波により大不況。

日経平均株価は8200円台にまで落ち込み下値模索する展開でした。

そんな中ファーストリテイリング、キーエンス、ドンキホーテHD(現パン・パシフィックHD)といった有望株は2012年6月頃にリーマンショック前の株価水準まで回復。

現在の株価は…言うまでもないでしょう。

不況にも強い銘柄は投資家から好感を持たれやすいので大化け期待も高まります。
 

「材料」「トレンド」で上がった株の長期投資は注意

過去に株価10倍、100倍したと言えど“短期急騰”した大化け株には注意が必要です。

先述のガンホー(3765)を例に挙げると株価急騰した理由はスマホゲームの「パズドラ」です。

当時は大手ゲーム開発企業もスマホゲームに注力しておらず、ダウンロード数、話題性によって一気に株価に火がつきました。

約1年3ヶ月で株価80倍(20円 → 1633円)ですよ。

ガンホーの株価チャート

ガンホーの株価チャート

爆発的な人気で直近の業績が上がったことも株価を押し上げた要因の一つですが、需要と供給が伴っていない、ある種マネーゲームで上がる株は危険です。

先日の米ゲームストップ株が1ヶ月で約20倍急騰したのも同様です。

多数の億り人が誕生したことは予測できますが、逆に言うと高値掴みで大損した投資家も多かった模様。

これが「材料」「トレンド」で短期急騰する大化け株の怖さでもあります。

過去の大化け株のように長期投資で儲けやすいのは、業績の成長に伴ってじっくり株価上昇するような銘柄です。
 

投資スタイルで狙う銘柄は異なる

「不況でも業績が下がらない」銘柄は底堅くじわじわ上がる可能性があるので長期投資で狙いたいところ。

10年・20年のスパンで考えればすでにトレンド形成していても問題視する必要がないこともあるので、業績重視で銘柄分析することをおすすめします。

短・中期投資で大化け株を狙うなら、RAIZAPグループやガンホーのような短期急騰しやすい銘柄がいいでしょう。

ただ、買い時によっては高値掴みをしてしまうので、売買タイミングを見極める投資力が求められます。

最近ではAIが動意付く前の大化け株を発掘、いつ買っても利益を狙えるサービスも流行っているので、そちらに目を向けて見るのもいいかもしれません。
 

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