相場師朗 著名な短期投資法 元証券マンが実チャートで検証

 2019/11/26

相場師朗さんはトレード歴37年の株職人で、トレードの他にもラジオNIKKEIのキャスターや株塾を開講しています。

最近では国内だけに留まらず、海外講演を行うなど、海外投資家からも彼の投資法が支持されているようです。

今回は、相場師朗さんの有名な投資法の一つ「ショットガン投資法」を実チャートに当てはめて解説

元証券マンの管理人でも使いたくなる投資法かを見るので、あなたも当記事を参考に判断してみて下さい。

相場師朗 ショットガン投資法 合うのは「短期トレーダー」

相場師朗さんのショットガン投資法は、銘柄保有期間1日~7日程の短い期間で取引を行います。

投資法の由来は「ショットガン=”ちょっと”ガン」と言葉遊びで名付けたほどです。

つまり、中・長期トレーダーには向かず、立会時間中にチャートを見れる短期トレーダー向きと言えるでしょう。

基本的には銘柄保有期間3日~4日で手仕舞いをすることになりますが、状況を見て、日計り取引で手仕舞いするのも少なくないようです。
※買ったその日のうちに銘柄を売ること

大事なのは「危なくなったらすぐに手仕舞う」ことだと、相場師朗さんは言っています。

適切なタイミングで買えたから安心ではありません。

必ずしもショットガン投資法通りに株価推移するわけではないので、想定外の動きになったらすぐに手仕舞う判断力が求められます。

ショットガン投資法に「ファンダメンタル分析は不要」と相場師朗さんは話しているものの、身に付けたいところです。

 

相場師朗 見るのは「移動平均線」と「ローソク足」

ショットガン投資法で使うのは「移動平均線」と「ローソク足」です。

移動平均線は5日・20日・60日を推奨しているようです。

2つのテクニカル指標が、特定の型を形成したときにエントリーすると発言しています。

ショットガン投資法で株トレードする場合は、『チャートがこの形になった、ここでエントリーする』といった、お決まりのチャートの「型」が数十パターンも存在します。 つまり、その「型」に沿ってエントリー・エグジットを繰り返すだけで、サクサク利益を重ねていける非常にシンプルなトレード方法

引用元:相場師朗のショットガン投資法

要は、勝てるチャートのパターンを探すことがポイントの様です。

ここでは代表的な5つの型を紹介します。

「下半身」「逆下半身」「クチバシ」「逆クチバシ」「7の法則」と名付けられたチャートです。

鉄人化計画(2404)のチャートを見ると5つの型が発見できたので、確認していきましょう。

 

1:「下半身」「逆下半身」

まずは「下半身」から説明します。

下半身とは、ローソク足が5日移動平均線をまたがり、陽線で半分以上突き抜けた形を指します。

ポイントは、またがる前のローソク足が5日移動平均線より下にいることです。

鉄人化計画(2404)  6月28日「下半身」形成

鉄人化計画(2404)  6月28日「下半身」形成

相場師朗さん曰く、「下半身」が確認できた後は株価上昇する傾向が高いとのこと。

事例として挙げた鉄人化計画も「下半身」形成後に株価上昇していました。

一方で逆下半身とは、ローソク足が5日移動平均線をまたがり、陰線で半分以上突き抜けた形を指します。

下半身とは異なり、またがる前のローソク足が5日移動平均線より上にいることがポイントです。

鉄人化計画(2404)  7月16日「逆下半身」形成

鉄人化計画(2404)  7月16日「逆下半身」形成

「下半身」と「逆下半身」は正反対なだけです。

なので、片方のパターンを覚えてしまえば簡単に見極められます。

この型を形成したら株価下落の合図となり、株価は反落する可能性が高いとのこと。

順張りを控える目安にしながら、空売りするのがいいと思います。

「下半身」「逆下半身」という独特な表現を用いますが、気になるのは初めのうちです。

慣れてしまえば違和感もなくなるので探す練習をしてみて下さい。

 

2:「くちばし」「逆くちばし」

鉄人化計画(2404)  6月18日「くちばし」形成

鉄人化計画(2404)  6月18日「くちばし」形成

「くちばし」はゴールデンクロスと同等の意味のようです。

20日移動平均線を、5日移動平均線が上抜けたことを「くちばし」と指しているため、ゴールデンクロスの認識で問題ないです。
※短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けること。株価上昇の合図

逆もしかり、20日移動平均線を5日移動平均線が下抜けると、デッドクロスです。
※短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けること。株価下落の合図

くちばしが上昇気配を意味することから、下落を示唆するデッドクロスは「逆くちばし」と言います。

鉄人化計画(2404)  4月22日「逆くちばし」形成

鉄人化計画(2404)  4月22日「逆くちばし」形成

「くちばし」も「下半身」同様独特なネーミングです。

交わった移動平均線の角度が「鳥のくちばしのように見える」ため、相場師朗さんは名付けたのでしょう。

 

3:「7の法則」

7の法則は、直近安値(高値)から7日目で反発しやすいという考え方です。

米国の著名投資家ラリー・ウィリアムズさんの「9の法則」からヒントを得たようです。

チャート図で確認してみましょう。

1つ目の図が直近安値からの反発、2つ目の図が直近高値からの反発です。

鉄人化計画(2404)  6月4日「7日の法則」直近安値日起点

鉄人化計画(2404)  6月4日「7日の法則」直近安値日起点

鉄人化計画(2404)  2月28日「7日の法則」直近高値日起点

鉄人化計画(2404)  2月28日「7日の法則」直近高値日起点

鉄人化計画のチャートでも、直近安値(高値)から7日目でトレンド転換しました。

相場師朗さんは、売買圧力はいつまでも一方に偏らないことを挙げています。

連日偏った値動きになると、やがて勢いが弱まり、株価は横ばいかトレンド転換となります。

それが、7日を節目に変わる傾向が多いと捉えたようです。

ただ、一概に7日目で反発するわけではありません

鉄人化計画の別日のチャートでは、5日目でだましが発生。
※だましとは、予想に反して教科書通りにならない動きになること

7日目は高値付近となったので、仮にここで買ってしまうと高値掴みも十分に考えられました。

あくまで7の法則は相場師朗さんの一説に過ぎないため、鵜呑みにし過ぎるのは注意が必要です。

市場には投資家心理が先行します。

そのため、7の法則を活用するには投資家心理を読む洞察力が求められます。

日頃から投資家動向を見ながら銘柄分析を実践している投資顧問業者 もいるので、学んでみるのもいいと思います。

 

相場師朗 活用するなら投資家心理に注意

ショットガン投資法の中で、代表的な5つのチャートを紹介しました。

チャートの判断材料はすべて「移動平均線」と「ローソク足」のみ。

2つだけなので比較的使いやすく、想定通りにトレンド転換した事例も確認できました。

しかし、必ずしも思い通りの値動きになるわけではありません

相場は生き物ですから、投資家心理が働きます。

7の法則で紹介した通り、だましが起きると高値掴みをするリスクが潜んでいます。

今回の「型」と呼ばれるチャートパターンはあくまで参考指標として投資に活用してみて下さい。

相場師朗さんの投資法以外にも、例えば高沢健太さんの億トレ投資法 ウルフ村田さんの上昇銘柄の見つけ方 に目を向けてみるのもおすすめします。

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