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藤崎慎也の勝率・トレードスタイル
藤崎慎也氏はパフォーマンス重視のトレードスタイルを信条としている分析者です。
新興株・個別株・IPO株を得意としながら比較的アクティブにトレードを行います。
勝率は安定していない
ただ過去にはネクストウェア(4814)の推奨などで見られるように、既に上昇している地合いでさらなる上昇を見込み、少ない利幅を獲りにいこうという場面も散見されます。
この場合、短期狙いで入り処も強気なため、非常にタイトな取引となり中には失敗しているケースも散見されています。
したがって、藤崎慎也氏の評判の良し悪しはその時によってバラバラです。良い時は良いのですが、悪く言えば安定感が無いという事でしょう。
藤崎慎也氏は自らブログも運営しており、個人トレードでの経験とした相場分析を行うようです。おそらく自分主体の視点が染みついているのでしょう。
したがって、特に日計り目線となった場合、配信によって後から取引を行う利用者はどうしても出遅れや高値掴みが発生する可能性が付き纏う事になるのは否めません。
藤崎慎也とフィデリア投資顧問との関連性
藤崎慎也氏はフィデリア投資顧問という投資顧問で代表者および分析者として携わっています。
推奨銘柄はIT関連銘柄が多め
フィデリア投資顧問のサイト内の推奨実績を見ると、総体的にIT関連銘柄が多いという印象を受けます。
このセクターは、例えば製造業のように売上原価率が基本的に低い上に、値動きがそれらと比較して軽いという性質があります。
したがって、IR等の材料の株価に対し大きく影響する傾向があり、短期での高収益を狙う藤崎慎也氏には、うってつけのセクターとなっているのでしょう。
同氏は、「Yahoo!ファイナンス」や「おそるべし株価予想」のような株価予想の分析者という印象が強いです。
フィデリア株式投資顧問は、藤崎慎也と言う分析者を投資顧問という形で体現したサイトだと考えて良いでしょう。
超短期目線での取引
フィデリア株式投資顧問のサイトは広告的な文言が少なく、まさに株予想サイトのような予想履歴が連ねられています。
投資顧問利用を考えている閲覧者からすれば見難いものとなるかもしれませんが、フィデリア株式投資顧問の取引力を測りたいと考えている人には、ストレートに要望が叶えられるものとなっているので、良いのかもしれません。
ただし先述のとおり藤崎慎也氏は超短期目線なので、その助言に利用者の取引がついていくには常に株価を見張れる環境も必要になってくるでしょう。
トレードがタイトな傾向アリ
藤崎慎也氏のトレードがタイトになるケースが多いため、正直な感想としては投資助言には向かない気がします。
トレードスタイルとは様々ありますが、基本的な分かれ目はその時間軸にあります。
少なくとも長く銘柄を保有するトレードスタイルを望む人にとっては、藤崎慎也氏の手法は合わないと思われます。
藤崎慎也についての総評
藤崎慎也氏の投資助言を活用できる利用者は、PCに張り付けて、かつトレード自体が好きな人に限られてくるでしょう。
世の中には「お金は欲しいけど株の勉強などしたくない」「チャートを見るのも苦痛だ」という人も存在します。
そのような方で株式投資で稼ぎたいのであれば、中野稔彦氏が代表を務める雅投資顧問がおすすめできます。
特にPCに張り付く必要もなく、指示通りに買って売るだけの取引手法を使ってみるのもアリだと思います。
ビートホールディングス・リミテッド(9399)の買い推奨について
この買収劇について、ホリエモンもTwitterでつぶやいており、注目度が上がっています。
http://minkabu.jp/news/2134291
記事では株を買い推奨していますが、翌営業日(2018/6/18)にストップ安、翌日も安くて翌々日にストップ安を付けています。
週足で見れば、極めて長い陰線となりました。
仮にも投資助言者ならば、不適切極まりない助言です。
さらにホリエモンがツイートしたのは、現代ビジネスの記事を引用した話の流れからであって、記事で藤崎慎也は正反対の間違った解釈をしています。
http://www.twitter.com/takapon_jp/status/1007127314096783361
このような記事は、投資家に著しく不利益となるもので、間違いもはなはだしいものです。