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月刊ウルフは株式情報の生放送配信サービス
月刊ウルフの内容は、近年増えているオンラインによる株式情報の生放送配信サービスですね。
元々芸能人等が自身のチャンネルを持つ事で、広報の場を創る。という今や珍しくないコンテンツですが、株式投資の世界においてもそれが急激に増えているという印象を受けます。
ウルフ村田氏のことですから、ここは乗らない手はないと考えたのでしょう。
たしかにウルフ村田氏は、セミナーやスクールにて壇上に立つことが多い方です。オンライン番組という手法は、広報性コスト面において非常に使い勝手が良いことは間違いありません。
気になる月刊ウルフの内容は?
先述のとおり、月刊ウルフは株式情報の生放送配信サービスです。その内容と料金はこちら。
POINT
・月2回の生放送による相場解説
・月2回のメルマガ配信
・提供料金は2万円/月
運営元の信頼性も含め、ひとつずつ見ていきます。
実際のコンテンツは、2つあります。1つ目は月2回の生放送による相場解説の配信。
そして、2つ目にそれを補足するためのメルマガが月2回送られてくるそうです。
動画の補足がメルマガという点が腑に落ちませんが、この2つのコンテンツを合わせて提供料金が月2万円となっています。
契約において期間縛り等はなく、いつでも解約が出できそうです。いわゆる月ベースでの契約ということですね。しかしこのコンテンツボリュームで毎月2万円ですか…。
運営元はジャパンインベストメントスクール
ちなみに当コンテンツの運営元は株式会社ジャパンインベストメントスクール(JIS)となっています。
この会社は元々投資教育や投資に関連するセミナーの運営を生業としていますが、その講師はウルフ村田氏が主軸となっています。
しかしこの会社はウルフ村田氏の”ある事件”によって評判を落としている会社でもあります。
なぜ、月刊ウルフの評判は下がったのか?
ウルフ村田氏は名誉棄損により執行猶予中の身です。しかも原告から督促された2,000万円もの借金の返済を拒み、その上に暴言を浴びせた事により起こった案件ということ。
執行猶予中にもかかわらず、彼女をセミナーやスクールに登壇させるジャパンインベストメントスクールは、良くも悪くもウルフ村田氏の知名度にあやかりたいということなのでしょう。
月額2万円とは思えない月刊ウルフも、運営側として目をつむっている可能性があると考えてしまいます。
それもあってか、元々インターネット上などで多かったウルフ村田氏の露出は、事件以降さらに増えたような印象を受けました。
公判ではトレード力の無さを証言?
ちなみに公判で「トレードで2億円を稼ぐような能力は自身は持ち合わせていない」とウルフ村田氏自身が証言していたと言われています。
このような人物が当事件以降もセミナーやスクールの壇上に立ち、参加者から高額な料金を徴収して教鞭を振るっていたそうです。
自身で「能力が無い」と公言しておきながら、さらに株式投資における教鞭を有料で行うとはどういう事なのでしょう。
それでもセミナー参加者が引けずに居るというのだから、恐ろしい話です。ニチダイの大損事件が起きるのも、もはや自己責任としか言えません。
月刊ウルフ利用価値のまとめ
月刊ウルフのテーマの一つに「どうしたら急騰する銘柄の初動に乗れるのか」というものがありますが、これはウルフ村田氏が今まで行ってきたセミナーの内容に関連していると考えられます。
ウルフ村田氏は株価が「テンバガー(10倍)」となる大化け株の見つけ方をセミナーなどで話してきており、今回もそれをメインに売り込んでいる感があります。
内容は恐らく、セミナーの内容がそのままネット上に移行したと考えて間違いなさそうですね。
生放送を行い1週間以内に会員サイトに収録版を公開するという点も、セミナーの時と同様です。
一番のネックは月2万円という利用料金です。他の株式情報を提供するオンラインチャンネルは毎週の放送で1万円を下回るところもある中、月2回の放送で2万円とは何とも強気な金額です。
まあ、今までのウルフ村田氏のセミナーやスクールの料金も非常に高額だったことを鑑みれば合点がいきます。
そもそも「能力が無い」と自白している人物の講義内容が値段に見合うとはどうしても思えません。
このような商材を利用する目的は、株式投資で利益を上げるためでしょう。本当に利益を上げることが目的であれば、例えば財務局から認められているTMJ投資顧問 などの推奨銘柄を買うことが現実的です。
自分の投資のために情報収集を行うことは大切ですが、損失のリスクも考えた上で利用すべき情報を精査することが最も大切だと思います。
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