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小林大純の経歴
今回は、フィスコにて新興市場・IPOを担当しているアナリスト小林大純(こばやし ひろずみ)氏の検証です。
その業務のとおり、主に新興市場やIPO企業を担当し、日々調査や情報発信に携わっているとのことです。
日経CNBCなど各種メディアへの出演に加え、日経マネーといったマネー誌や経済誌への寄稿も行っています。
経歴としては、早稲田大学法学部卒、同大学院ファイナンス研究科を修了。
フィスコ入社以前はIRコンサルタントなどに従事し、上場企業内部の事情にも通じていたとのことです。
少数派のIPOウォッチャー
小林大純氏は、一部の専門家のように、様々なメディアに頻繁に出現してアイドルさながらの知名度をほこるタイプではありません。
メディアに出演するにしても堅めのテーマの媒体が選定されている印象です。
なので世間的には実直なアナリストというイメージが強いのではないでしょうか。また少数派のIPOウォッチャーという立場も、業界で重宝される理由かもしれません。
小林大純の予想の信頼度は?
小林大純氏は、Yahoo!ファイナンスの投資の達人にて、株価予想にも参加しています。また、フィスコが運営する「フィスコマーケットマスターズ」サイトにおける同氏のプロフィールを覗いてみると、その勝率はピークで75%という驚異的なパフォーマンスを出しています。トレードスタイルは短期かつ中小株がメインのようですね。
Yahoo!ファイナンスなどの株予想サイトにおいては、自身の腕試しという要素があるのではないかと感じられます。
小林大純の口コミ・評判
口コミや評判を探そうとしても、小林大純氏自体に対する書き込みは見当たりませんでした。
小林大純氏の信条は「現場百回」。つまり、取引対象銘柄とする企業などに出向いてリサーチをすることが多いということです。
アナリストという立場上、それは当然なのかもしれません。しかもIPOウォッチャーという担当分野があるので、リサーチ頻度は多く、かなり深い情報を得ていると考えられます。
小林大純とFiscoとの関連性
小林大純氏は現在、株式会社フィスコにて従事しています。
これは提携などではなく、あくまでフィスコのスタッフとしての立場なので、自身が積極的に自身を売り込もうという姿勢は見られません。
それでも、IPOを専門にしているアナリストは少数派なので、日経マネーなどのメディアからのオファーもあるのでしょう。
FiscoのIPOアナリストとしての評価は?
口コミでの評価を調べようとしても、当人自体の批評は見当たりません。
しかし、フィスコの書き込みはいくつか出てきます。それでも、評判の良し悪しはハッキリしません。
フィスコは、在籍しているアナリスト達の相場見解をレポートで閲覧できるというサービスです。評価が難しいところがあるのでしょう。
見解を出すアナリストは6人いるらしく、それぞれが異なる内容のレポートを出すので、確率で見れば、的中する可能性は高くなります。これが、フィスコの評価をし難くしている要因でしょう。
そのほかのフィスコのアナリスト陣についての検証記事は以下をご覧ください。
小林大純についての総評
実際、IPOはまだ上場していないため、過去相場を基にするテクニカル分析という概念はありません。
したがって要求されるのは、対象企業の分析の深さに尽きるため、小林大純氏の企業調査力、分析力は他のアナリストと比べても群を抜いているはずです。
もちろんそれらは既上場企業の分析にも生かされ、フィスコの業務上、非常に深みのあるレポートの提供が叶うことになることが想像できます。
情報が溢れている大型銘柄よりも、やはり企業情報に特異性のある新興市場の担当に小林大純氏が着任していることも大いに頷けます。
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