佐藤勝己の経歴
佐藤勝己氏はフィスコのチームアナリストです。
同氏の学歴などは分からなかったものの、山一證券経済研究所内に作られた企業調査アナリストや、同研究所内において投資情報部を経た後、株式会社フィスコに入社していることが分かりました。
山一證券経済研究所は、元々株式会社山一證券の調査部が独立する形で立ち上がり、調査研究機関として運営されていました。
「YRI景気インデックス」と呼ばれるオリジナルの経済指標も生み出し、経済市場の分析や景気を予測していったほか、産業動向や企業経営についてのコンサルなども行っていました。
結局バブル崩壊後の証券不況を受けて経営的にも厳しい状況が続き、1997年に自主廃業をしています。
佐藤勝己氏は、山一證券経済研究所で働いていた証券や企業分析に関する様々な経験・知識を経て、フィスコへと移っていったのでしょう。
現在、フィスコ以外に移ったという情報は見当たらないため、恐らく現在もフィスコに在籍していると考えられます。
佐藤勝己の株取引の実力
佐藤勝己氏の株取引での実力や実績に関してですが、同氏はフィスコが運営する投資顧問サイト「フィスコマーケットマスターズ」においてアナリストとして紹介されています。
そこには勝率も掲載されているのですが、そこでの勝率は予想が開始された2013年からの実績として勝率52.8%(410勝367敗64分)となっていました。特にそこまで良いという勝率でもなく、また悪すぎるという感じでもありませんね。
株取引の実力としては、意見をぜひ活用したいと思えるほどのものではなさそうです。
佐藤勝己氏は、その時の相場の流れを重視下投資スタイルであり、トップダウンアプローチを中心に行っています。また、短期スタンスで1つの予想に対し5%以上の結果を狙っていきます。
フィスコマーケットマスターズは有用なのか?
フィスコマーケットマスターズには佐藤勝己氏以外のアナリストからの予想も見ることができます。
しかし、勝率70%のアナリストはいるものの、多くは佐藤勝己氏と同様に50%前後の勝率であることから、そこまで大きな期待はできなさそうです。
月額10,800円は他の投資顧問に比べると安くはあるのですが、値段以上の価値があるのかというと不明となってしまいます。佐藤勝己氏の詳しい戦績などは有料コンテンツとなっていますが、無料コンテンツとして1週間お試し会員になることは可能です。
そのほかのフィスコのアナリスト陣についての検証記事は以下をご覧ください。
佐藤勝己に対する総評
株取引の情報サイトなどで知られているフィスコに所属している佐藤勝己氏は、元々山一證券調査部で働いており、景気に関する動向や経済市場の分析を行っていました。
そこで培われた経験を活かしてフィスコへと入社したようですが、現在アナリストとしての勝率はそこまで高くありません。
また、佐藤勝己氏の詳しい戦績は分からず、直近でどのような予想を立てていたのかが見えてきませんでした。
信用できるかどうか判断が難しいですが、詳しい情報を知りたいのであればフィスコマーケットマスターズの1週間お試し会員を試してみるのもアリだと言えます。
そこまでしなければいけないとなると面倒だという方は、中野稔彦氏といった直近の実績情報や経歴がしっかりとした実力者の発信する情報を見た方が良いでしょう。
この記事のコメント
まだコメントがありません。
コメントを残す