【2020/9/3 追記】
9月2日、向後はるみ氏は「結城はるみ」に改名をしました。
9月2日、本日より
【結城はるみ】に名前が変わりました✨
心新たに精進してまいります。
皆様、引き続きよろしくお願い致します❣️https://t.co/yHRhbyB45r
— 結城はるみ?♀️ (@harusmile) September 2, 2020
理由は公開していませんがSNS上ではプライベート事情の声が散見されます。
改名をしても提供内容に変わりはないので、今後は「結城はるみ」として有益な情報を発信していただきたいと思います。
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“投資の女神”と呼ばれる結城はるみ(向後はるみ)氏は「パフォーマンスこそが全て」の言葉を胸に活動を続けるアナリスト。
そんな人気アナリストのキャリア、評判、投資力を元証券マンが解説。
結城はるみ氏の情報を活用したい方はぜひご一読ください。
記事の目次
結城はるみの人物像
美しすぎるフィナンシャルプランナーとしてラジオや金融誌で執筆する結城はるみ氏。
下記、彼女の活動範囲の一部です。
・ネットマネー、ZAi、日刊ゲンダイなどでコラム、市況を執筆
・投資顧問のストラテジー顧問に従事
・自身のサロンを開設
・ツイッターやブログで情報発信
・全国講演活動
様々なメディアから情報提供を行っています。
ツイッターフォロワー数も14,748人(2月20日現在)、アメブロも1,157人のフォロワーが付き人気の様子。
ちなみに投資情報を発信しているのはアメブロ です。
相場観や銘柄情報を独自視点で発信するので投資に活かせることも。
ツイッターは宣伝や他アカウントのリツイート中心なので、結城はるみ氏の投資情報が得られるわけではありません。
「とにかく結城はるみ氏の情報を受け取りたい!」という方はフォローするのがいいと思います。
世間は結城はるみのプライベートに興味
テクニカルアナリストの肩書きを持つ結城はるみ氏ですが、世間は結城はるみ氏”自身”に興味が集まっています。
「結城はるみ」と検索した際の関連キーワードです。
「年齢」「子供」「結婚」「美人」「出身大学」など、投資力や評判ではなく彼女の人となりやプライベートを知りたいのでしょう。
彼女のファンが沢山いるのだと思います。
余談ですが、結城はるみ氏の「株で3ヶ月所得倍増作戦」という雑誌は、彼女の写真ばかり掲載されているとのタレコミが。
株の勉強をするために購入した投資家は軒並み低評価でした。
購入検討中の方は評判を確認してからにすることをおすすめします。
結城はるみ 低評判の一部は「投資顧問」
結城はるみ氏の評判はあまり見受けられず、目に付くのは株エヴァンジェリスト に関する評判です。
というのも、結城はるみ氏は当投資顧問にストラテジー顧問として在籍中。
株エヴァンジェリストの「顔」として広告宣伝の役割を担っています。
結城はるみ氏の印象が強いので「結城はるみ=株エヴァンジェリスト」と紐づけられているのでしょう。
例えば下記の様な口コミです。
私は兼業デイトレーダーです。株1グランプリで活躍している向後はるみさんが宣伝している投資顧問の実力に興味があり試しにウィークリーデイトレードに参加しましたが、株エヴァンジェリストはデイトレが何かさえ理解していないようで取り組み期間1週間の短期投資をデイトレードと呼んでいることがわかりました。しかも素人丸出しで大口投資家のアルゴに焼かれるやり方なので触っちゃいけないものに触った気分です。本当のデイトレで私は勝てましたがあんなごみ情報に10万円も支払う会員がかわいそうですね。
引用元:株予想会社 比較NAVI
株エヴァンジェリストで損失を抱えた方の評判ですが、当投資顧問に興味を持った理由は「結城はるみ氏が宣伝」していたため。
しかし、結城はるみ氏は投資助言を行っていません。
投資戦略を所属アナリストに教えているだけなので、情報収集、銘柄分析、売買判断はすべて株エヴァンジェリストに所属するアナリストが行っています。
「株エヴァンジェリストの評価=結城はるみ氏の評価」と結論付けるのは違うと思いますが、投資戦略を伝えたことは事実なので、結城はるみ氏に非がないとも言い切れません。
>> 投資顧問”顔負け”の銘柄選定AIソフト 抽出株が435.7%↑
結城はるみの分析法 「テーマ性」が重要
続いて結城はるみの「株式投資における着眼点」を確認しながら、有望株の選び方を見てみます。
結城はるみ氏は2018年7月5日に個別銘柄を推奨。
セキュリティ関連銘柄のセグエグループ(3968)・アイビーシー(3920)・セキュアヴェイル(3042)です。
先に、推奨3銘柄の共通点を上げます。
結城はるみ 有望株の選定ポイント
・業績が好調な株
・押し目が発生している銘柄
推奨当時、情報セキュリティ関連銘柄は注目テーマ株の一つでした。
2018年1月26日、仮想通貨取引所のコインチェックで約580億円分の仮想通貨が流出。
セキュリティ対策に世間の関心が寄せられていました。
また、2020年の東京五輪開催に向け、国策としてもサイバー攻撃対策が進んでいたところです。
このように個別銘柄がテーマ化し、業績も好調であれば、個人投資家の資金が集中します。
結城はるみ氏は注目度の高いテーマに加え、投資家心理も加味した銘柄選びをしているようです。
セグエグループ(3968)
セグエグループはネットワークセキュリティ関連商品を取り扱い、設計・構築・運用・保守などのサービスを提供している企業です。
18年第1四半期の決算では連結経常利益2.9億円(前期比10.4%増)、通期予想の当期純利益3.6億円(前期比13.5%増)と好調。
さらに、事業拡大に向けた動きを取っていました。
2018年4月ファルコンシステムコンサルティング社※1をM&Aで子会社化。
翌月にはGSX社※2と協業を開始するなど、成長投資を積極的に行っていました。
※1認証セキュリティソフトウエアの開発ベンダー ※2サイバーセキュリティ教育カンパニー
このような「事業成長のための積極的な投資」が投資家から好感され、GSX社との協業開始発表後に移動平均線がゴールデンクロス。
約1ヶ月の間上昇トレンドが続きました。

結城はるみさん推奨 セグエグループ(3968) 7月5日~10月5日
しかし、結城はるみ氏はゴールデンクロスのタイミングで推奨していません。
結城はるみ氏が買い判断を下したのは、上昇トレンド発生から約1ヶ月半後の7月4日。
ローソク足が陰トンカチを形成し、底入れの可能性を示唆した翌日でした。

結城はるみさん推奨 アイビーシー(3920) ローソク足を分析
結城はるみ氏の狙い通り、7月6日から株価は反発しました。
ローソク足による判断は悪くなかったと言えます。
ただ、5月の材料発表後に動き出した投資家も多い中、7月まで買いを待つ結城はるみ氏の判断が良かったかというと、疑問が残ります。
GSX社との協業開始発表後の最初の上昇の波に乗れていたら・・。
もっと利幅を伸ばせていたでしょう。
アイビーシー(3920)
次に結城はるみ氏が推奨したアイビーシー(3920)は、社内システムの性能監視ソフトの開発と販売、運用支援サービスを手掛ける企業でネットワーク監視システムのパイオニアです。
18年第2四半期の経常利益は1.62億円(前期比144.5%増)に急拡大。
通期予想の当期純利益1.29億円(前年同期比12.8%増)と、セグエグループに続き業績の好調さが伺えました。
上昇トレンドを形成しながら何度も反発しているので、結城はるみ氏は押し目を狙っていたと想定できます。

結城はるみさん推奨 アイビーシー(3920) 7月5日~10月5日
アイビーシーは6月11日にインフォサイエンス株式会社が提供する統合ログ管理ツール「Logstorage」をクラウド型の「LOG on SAMS」として提供開始。
当材料で投資家から好感が持たれ、株価上昇を後押ししました。
5月・6月のローソク足の動きから、さらなる株価上昇を想定したのでしょう。
結城はるみ氏は7月5日に買い推奨を出しました。
今回もセグエグループ同様、決して悪い判断ではなかったと思います。
強い上昇トレンド中の押し目であり、結城はるみ氏が見極めていたことは評価できます。
惜しかったのは、高値圏での買い判断となったことでしょう。
結城はるみ氏が推奨する約1ヶ月前、6月9日の時点で移動平均線はゴールデンクロスしていました。

結城はるみさん推奨 アイビーシー(3920) 移動平均線を分析
この買いサインを見逃さずに好材料が出た時点で判断できていれば、もっと安値で拾えていました。
今回も利幅を取るチャンスを逃してしまった感はぬぐえません。
セキュアヴェイル(3042)
セキュアヴェイル(3042)は情報セキュリティシステムの構築・運用、ログ分析サービスに特化。
有人による24時間監視体制を採用している企業です。
18年第2四半期の経常利益は400万円(前期比連結費92.6%減)に落ち込むも、通期予想では5,100万円(前期比13倍)の見通しと、3期連続増収を掲げていました。
ここでも結城はるみ氏は、押し目を狙った買い判断をしたように見えます。
当時、セキュアヴェイルのチャートはボックス相場です。
ボックス相場が高値圏でも上昇余地はあると考え、ボックス相場内での下落タイミングを狙っていたと考えられます。

結城はるみさん推奨 セキュアヴェイル(3042) 7月5日~10月5日
結城はるみ氏が推奨した7月5日の翌日から、セキュアヴェイルの株価は再反転。
7月27日には株価1,617円まで伸び買い判断は良かったと言えます。
難しいのは売り判断です。
ボックス相場の読みを誤ると、売りタイミングを見失い含み損となることも。
結城はるみ氏は売り目安を示していないため、投資家経験の浅い方は注意が必要です。
結城はるみの総評 推奨タイミングが懸念
結城はるみ氏が選んだ銘柄は、推奨後に上昇を見せていたので一定の評価はできそうです。
しかし、疑問に感じた点もあります。
・株価が上がってから下がるのが早い
・利幅を取るチャンスを逃している
・ファンダメンタル分析を重視していない
問題は株価下落が早く、売りタイミングを見誤ると急反落することです。
選んだ銘柄が有望株と言えるかは、的確な売り判断次第です。
そこで、結城はるみ氏がストラテジー顧問を務める、株エヴァンジェリストの投資法 を紹介します。
今回分析をした3銘柄は、あくまで「有望銘柄選びの着眼点」を見るものでした。
結城はるみ氏から売買の投資助言までもらえると、株価変動や利幅の取り方が変わる可能性もあるので、あわせて確認してみて下さい。
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