家計支出の増える40代で資産運用をするにはどうすればいい?

 2018/06/04

40代は家計支出が多い時期

40代は結婚して子どもがいる方も多いだろう。中には独身で子どものいない夫婦も存在する。今回は特に、40代の中でも子どもがいる家庭について紹介していこう。

20代、30代では漠然とあった将来への不安が一気に現実味を増してくる40代ではあるが、なぜ将来への不安が増すかというと様々な理由が考えられる。例えば教育費や住宅ローンといった支出が増えてくるという点だ。子どもが成長するに連れて高校・大学のことを考えるとなると、教育費はこれまでよりも多くかかってくるだろう。

また、高校や大学へ受かるために塾や習い事に通わせている人も少なくない。40代になると年収が増える人も多いが、年収が増えたところで支出も増えてしまっているのだから単純に貯蓄が増えるわけではないということが言えるだろう。住宅ローンも40代での返済残金は平均で約1500万円にも上ると言われている。下手をすると定年退職後まで続いてしまう可能性もあるので焦りを感じる人も多いようだ。

この他にも40代となると、親は60〜70代以上を迎え介護資金が必要になってくる場合もある。親がこれまで蓄えていればその資金を使って介護費にまわすこともできるが、そうでなければ毎月介護に関する出費が増えることになる。

特に、老人ホームなどの介護施設に入居するとなると、生活費として毎月5〜10万円以上の出費も考えられるのだ。このように、様々な支出が増える40代でも資産運用を行う場合には無理のない範囲で行うということも重要なのである。

資産運用時のポートフォリオはどう形成すべきか?

では、家計の支出も増え、老後の不安が襲いかかるこの時期に資産運用を行う場合、どのようなポートフォリオを形成すべきなのだろうか?

基本的にはリスク資産と無リスク資産のバランスを取ってポートフォリオを形成していったほうが良いだろう。

例えば、リスク資産として株式を中心に保有し、日本債券・外国債券を無リスク資産に近い形でポートフォリオを形成しているケースを見てみると、リスク資産で7〜8割、無リスク資産で2〜3割の割合となっている。これはあくまでも一例に過ぎないが、やはりリスクとリターンのバランスは重視した方が良いと言える。

ただ、ポートフォリオの形成は家計や現在の資産状況によっても何が良いのかというのは多少変わってくるだろう。そんな時はファンドラップを利用するというのも一つの手段だ。専門家に今の自分や将来に合ったポートフォリオを形成するにはどうすればいいのか尋ねてみよう

家計の支出が苦しい場合は少額投資も考える

少額投資というとあまり資産が築けないという印象を持っている人も多い。確かに、元本が少額であるが故に多く元本をかけている商品よりも、リターンは少ないと感じてしまうだろう。

しかし、少額投資にもメリットがある。それは家計の支出が苦しい時でも投資できるというメリットだ。

例えば、家計の支出が苦しく資産運用どころか貯金もなかなか行えていない状態だという時でも、少額投資の中には100円から行えるものもあるので、買い物のお釣りを使って資産運用を行うこともできる。

これをコツコツと続けていけば家計が苦しい状態でも資産運用を行っていくことができるのだ。また、少額投資ならポートフォリオの形成をより細かく分散させることもできる。細かく分散投資を行えば、その分最小限のリスクに抑えることも可能となるだろう。

40代はどうしても家計の支出が増える時期ではあるが、少額投資などを利用すれば決して資産運用が全くできないということはない。現在の資産では将来に不安があるという人こそ、資産運用を行っていくべきだろう。

少額投資である程度株式投資に慣れ、資金に余裕が出てきた際に投資顧問を利用してもいいだろう。当サイトでも紹介したTMJ投資顧問 雅投資顧問 がサポートの充実さ、銘柄推奨の分析の確かさも含めておすすめできる。

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