株道ブログを読んだ感想
今回検証するのは「株道 – 人に教えたくない私の相場帳 -」という株情報サイトです。
株情報サイトといっても、こちらは完全にブログサイトですね。内容は、筆者の独自の相場観などがふんだんに盛り込まれた読み応えのあるブログとなっています。
まず、テーマをミクロに絞り込んでいるのが良いですね。これにより、焦点が集約され深く掘り下げる内容になっています。
他には実相場を例に、機関投資家を絡めたその時の相場の成り立ちの仕組みを説いています。
機関投資家目線で書かれたこの内容は、相場の裏側を知らない個人投資家にとっては読み応えがあるでしょう。
機関投資家を相手にしてきた投資顧問AIPの運営責任者「中野稔彦」氏は、まさに株道氏のような目線を持つ投資家に助言を行ってきた訳です。改めて実力の高さが伺えます。
株道の運営者はどんな人?
「株道 – 人に教えたくない私の相場帳 -」のブログを執筆している、運営者は「株道」という人物です。
本名や姿は明かしていないようですが、投資歴25年のデイトレ・スイングを基本スタイルとする投資家のようです。

「株道(@kabudou)」Twitterアカウント
また自身は、賃貸物件を保有する大家であることも明かしています。株道氏も元々サラリーマンであったそうですが、退職後に株と先物で大きな損失を出したとのことです。
しかし、その多くの失敗をしたことから試行錯誤し、徹底したリスク管理と独自の指標データに基づく理論を確立したとのことです。
よくある話ではありますが、自らが多くの失敗を経験していることから、同じ境遇で苦しんでいる投資家を救い出したいという思いを持っているようですね。
株道氏は、これを天命とまで表現しています。
株探など有名メディアでの執筆活動
株道氏は「株道 – 人に教えたくない私の相場帳 -」以外にも、著名な株情報サイトである「株探」でも執筆を行っています。

「株深」 執筆記事
株探はメジャーなサイトですので、そこで執筆ができるということは、株道氏がそれなりに認められているということなのでしょう。
また、金融系メディアの中でも初心者~上級者向けまで多くの記事を扱う「MONEY VOICE」にも多く寄稿しています。

「MONEY VOICE」執筆記事
この中では株道氏の記事は特別編のような扱いですね。金融メディアとしても、株道氏は総体的に評価されている人物のようです。
株道ブログの総評
「株道 – 人に教えたくない私の相場帳 -」の運営者である株道氏は、その執筆量の多さから自身もトレーダーであるそうですが、その実力についての言及は、ネット上のどこを探してもされていません。
まあ実取引の能力を売りにしているわけでもありませんし、それに絡めた商売をしているわけでもありませんので、そのようなことを明かす必要も無いのでしょう。
もっと言えば「株道 – 人に教えたくない私の相場帳 -」自体も、購読料の徴収も無いオープンなブログサイトなので、わざわざ文句を言う人もいないでしょう。
ブログの内容は、世間の証券系コラムの中では変わった角度から切り込まれていて面白味があります。
株探に掲載されている事でも証明されている通り、オープンサイトのブログとしては価値が高いと思われます。実相場に即した観点が盛り込まれている点からも、勉強になることは間違いないと思われます。
ただしそれは、あくまで事後の見解なので、これを読んだからといって実トレードに落とし込むのは相当に難儀でしょう。
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