S氏の相場観 「ブログランキング1位」の実力を調査

 2020/07/30

S氏の相場観 評判
S氏の相場観
http://soubakan.com/

S氏の相場観 は人気ブログランキングで1位/902位(10/22)の株情報サイトです。

口コミで相場観レポートは一定の評価を得ている一方で、推奨銘柄の質が悪いという評判が目立ちます。

そこで元証券マンの管理人もS氏の相場観を検証。

前評判通り、相場観は頼りになるコンテンツと評価できるも、推奨銘柄は口コミ通り注意が必要だと言えます。

S氏の相場観のブログを批評

公式サイトに綴られている「毎日レポート」の情報通り、S氏の相場観では平日に1回ブログを更新しています。
※有料会員は朝昼晩3回以上の配信

誰にでも判りやすくかつ独特な観点で相場を見ているようなので、評判を度外視してブログを批評しました。
 

S氏の相場観 ブログを「評価」できる点

海外情勢を学べる

S氏の相場観では、頻繁に米国・中国などの国際情勢を用いて相場を見据えていることが分かります。

特に政治に関する発信が多いですね。ほぼ毎記事、海外の政治に自論を交えてブログを執筆しているようです。

昨今の日本市場は外的要因の影響を受けることが多いので、世界情勢を踏まえた相場観は株式投資に欠かせない要素といえます。

他にもTMJ投資顧問 なども世界情勢を発信しているので、複数情報源を活用するのもおすすめです。
 
昔の業界話を教えてくれる

S氏がホリエモンに嫌気を抱いているブログ記事を見つけました。

「証券業界から見ていた私にとって彼は悪人にしか見えない」と発言しているので、S氏は証券会社出身の元証券マン。2006年にライブドア事件で痛い目にあった一人だと推測できます。

ブログ内でたびたび株券の話を出しているので、S氏の年齢は40代後半~50代程でしょう。

フィスコやモーニングスターといった情報ベンダー では、いかに最新情報を早く出すかに傾倒しています。

S氏の相場観のように昔の業界話を交えながら発信するコンテンツは稀少です。

経験則を踏まえたブログは読み物として面白いと思います。
 

S氏の相場観 ブログで「注意」したい点

自分を正当化している

ブログ内容は政治情勢や経済ニュースについて自論を述べているのですが、たいていは世の中を批判します。

(政策が)愚策と指摘して読者にネガティブな状況を連想させつつ、最終的に「私の言う通りにすれば大丈夫」と着地させる流れが目につきます

経験則があるとはいえ、すべてS氏が正しい判断を下せるとは思えません。

S氏の相場観に依存してしまうのも、他コンテンツを受け入れずらくなるので気を付けたい点です。

 
断定的な表現が目立つ

断定的な表現がS氏の相場観のブログで目立ちます。

以前、橋本明男さんのわしの罫線 を読んだ際も、橋本明男さん(投資歴37年)は断定的な表現を何度も使用していました。

投資歴が長くなると相場を知った気になり、当然のような口調になるのも分からなくもないですが、相場に絶対はないです。

必ず投資リスクはついてきます。 個人的な知見にすぎないので、すべてを鵜呑みにせずあくまでも参考程度にするのがいいと思います。
 

推奨銘柄は「ファンダメンタル」重視

S氏の相場観ではテクニカル分析を重視しない銘柄選びを行っているようです。

S氏の相場観 メールマガジンより

S氏の相場観 メールマガジンより

チャートは材料がどのように影響するのかを見るだけとのこと、重要なのはファンダメンタルです。

では、S氏の相場観の推奨銘柄から実力を見ていきます。

S氏の相場観利用者のTwitterには、イナリサーチ(2176)の推奨があったことが伺えました。
 

推奨後に下落トレンド

投稿者のツイート日である3月6日をイナリサーチの推奨日と仮定し、銘柄動向を確認します。

イナリサーチとは、医薬品や農薬などの非臨床試験受託や、医薬品開発のための臨床試験の受託を事業とするバイオ関連株です。

3月6日にS氏の相場観で推奨した理由は、スイス・バーゼル市に本拠を置く医薬品関連企業のノバルティスファーマが、2月20日に国内初となるCAR-T細胞療法「キムリア」の製造販売承認を取得したことでしょう。
※がん患者の体内から免疫細胞の一種「T細胞」を取り出し、がん細胞のみを攻撃する治療法
バイオ関連株は連想上げ・下げの影響を受けやすいテーマ株の一つです。

当材料の発表後にイナリサーチの株価は急騰、その後下落を見せるも再度反発したことで、上昇の余力が残っているとS氏は推測したと考えられます。

バイオ関連株が好材料発表 イナリサーチ(2176)の株価上昇

バイオ関連株が好材料発表 イナリサーチ(2176)の株価上昇

 

推奨NGだった2つの理由

下記のイナリサーチ(2176)のチャート図をご覧ください。

S氏の相場観で推奨後、イナリサーチの株価は下落しました。

S氏の相場観 イナリサーチ(2176)推奨後は株価下落

S氏の相場観 イナリサーチ(2176)推奨後は株価下落

翌日3月7日こそ高値974円を記録するも、「国内外のファンドから入手した裏情報を元にした中長期向き銘柄の提供」を掲げているため、推奨翌日での売りは考え難いです。

そこで、S氏の相場観に合わせてテクニカル分析を重要視せずに当要因を探ると、2つの下落理由が見えました。

S氏がファンダメンタル分析に傾倒しているのなら、気付いて欲しかったところです。
 
1:仕手株として狙われていた
2月19日~22日の4日間、yahooファイナンスのイナリサーチの掲示板が荒れています。

アナリストのウルフ村田氏 が自身の株式情報配信サービスである月刊ウルフ でイナリサーチを紹介したためです。

ウルフ村田氏といえばメディア出演やSNSでの発信が個性的で、個人投資家から支持を集めているアナリストです。

その影響力は大きく「ウルフ村田が個別銘柄を告知すれば、個人投資家の買いが殺到し仕手株化する」と言われているほど。

そんなウルフ村田氏が2月19日にイナリサーチを口にしたことで、掲示板が荒れていたわけです。

仕手株化するといつ株価が急落するのか読みずらいため、一層リスクを背負うことになります。

推奨14日前の出来事ですし、事前に情報を集められたと思いますが…。
 
2:バイオ関連株の連想下げ

先ほどバイオ関連株は連想上げ・下げの影響を受けやすいテーマ株の一つとお伝えしました。

突然ですが、サンバイオ(4592)という企業をご存じでしょうか。

再生細胞治療薬や脳神経系疾患を開発するバイオベンチャー企業で、会社四季報2019年4集ではバイオテクノロジー業界5位(39社中)の時価総額を誇っています。

そんなバイオ業界をけん引する同社は3月15日に本決算を発表。

治験の不調で開発協力金の一巡や、先行費用がかさむことで赤字拡大する内容でした。

イナリサーチも当影響を受けたのでしょう。株価は窓を開けて下落しました。

イナリサーチ(2176) 3月15日に窓を開けて株価下落

イナリサーチ(2176) 3月15日に窓を開けて株価下落

サンバイオの状況はファンダメンタル分析に重視しているなら尚、注視しておきたいところでした。

連想力が欠如したことで、株価下落を予測できていなかった結果と言えるでしょう。
 

S氏の相場観 ブログは元証券マンも評価

世界情勢を交えた相場観は読みごたえがあり、S氏の相場観がブログランキング1位に輝くのも納得できました。

一方で推奨銘柄は注意が必要です。

ファンダメンタル分析に傾向する投資法は理解できますが、関連テーマ株の動向など連想力に欠けているように感じました。

口コミ低評価の理由は推奨銘柄のようなので、S氏の相場観から推奨銘柄情報を検討している方は、実力を備える投資顧問業者 にも目を向けてみることをおすすめします。

【特選】証券マンおすすめのスクリーニングツール

 この記事のコメント

  1. お金が出来たら再入会します。 より:

    まず、ここの推奨銘柄は、会員が買っているので上がりません。恐らく会員が買ったと同時に筋が売り逃げし、株価はそこで現状維持なのですが、その先は下落のみです。もし、上がるのであれば会員が筋よりも買った場合です。

    このサイトの利用方法は、会員が買い集めて、そろそろというところで、売りから入ること、それか、強烈推奨に合わせて、短期で買うことです。

    ただ、それも100%とは言えず、元々が信憑性のない情報なので、私と同じ事を考えて失敗している人もいると思います。

    こんな感じなので、s氏推奨銘柄で勝つのは、普通の株で勝つよりも相当難しいです。素人は手が出さない方が良いです。

    メリットと言えば、s氏銘柄で勝つには、資金配分や入り方を熟考しなければならないのですが、s氏銘柄で勝てるようになれば、どんな銘柄でも勝てるスキルは身につくと思います。

    私がここの会員で得たものはそれくらいです。もしかして、それを会員に伝えるためにあえて難しい銘柄を推奨してるのか?とも思うのですが、考えすぎですかね。でも、s氏ならやりかねないと思うほど、会員のことを考えてくれています。ただ、上がる銘柄を推奨しないだけです。信者がs氏のメール大好きなのもわかります。私も5年程会員になっていましたが、かなり揉まれました。退会してからは得たスキルで、儲けましたが、s氏推奨銘柄で勝たなければ卒業してないという気持ちは少し持ってます。

    こんな私でも、s氏銘柄は怖いです。

    もう一つアドバイスとすれば、会員からの罵声掲示板で市場動向がわかります。罵声が出始めたら買いの合図です。

  2. 森島 より:

    数ヶ月で辞めました。正解だったと思います。初心者として毎日公開しているブログのレポートは面白かったです。しかし株価や推奨銘柄にはほとんど結びつきません。某音響機器メーカーを強く推奨していましたが現在は推奨時の4割くらい値まで下がっています。当時毎日のように強気で押していた銘柄です。二回大きめの暴落をしましたがずっとナンピンとか売るなとか言ってました。三回目の大きな暴落で一旦様子見で他の銘柄にいきましょうとか言い出しました。そんなことが半年に一回くらいあるみたいです。
    ブログは割りと面白いのでなんとなく呼んでます。最近は会員が減ったせいか会員募集みたいな煽りがかなり増えてきて内容がつまらなくなってきました。
    一般向けのブログよりも会員に力を入れるべきだと思いますがその結果が人離れにつながるのでしょう。

  3. 植田哲夫 より:

    2018年にS氏の会員になり大損しました。推奨銘柄の9割は推奨後に下がります。
    親しい大口投資家(その筋という言い方をしています)が保有しているというのが推奨理由になっていることが多いですが、その筋に出口として使われているのではと勘繰ります。推奨後すぐに下がるのですが、ナンピン買いを進めることが多く、傷を深める結果になります。逆張りだと高い確率で勝てるかもしれません。チャートを重視しない方針ですが、チャート分析は苦手なのではと思います。ブログは国際情報もあり納得できることが多かったですが、最近YOU TUBEのサイトで同じような意見を見かけましたので、情報源もそんなとこかもしれません。ただ会員になるとS氏の会員だけのチャットに参加できます。こちらはレベルが高くて信頼できる情報が見られます。

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