橋本明男 「わしの罫線」の活用方法 元証券マンが解説

 2020/07/22

橋本明男

橋本明男さんは「株×株」という投資顧問で最高顧問を務めるアナリストです。

活動範囲は投資助言だけに留まらず「わしの罫線」という相場コラムも発信しています。

yahooファイナンス投資の達人(2020/3/31閉鎖)では常に上位に橋本明男さんのページがあったので、多数の投資家が参考にしていたのかもしれません。

そこで元証券マンが、橋本明男の人物像を見ながら「わしの罫線」の活用法を解説。

誰でも無料で読むことができるコラムなので、あなたの株式投資に上手に活かしてみてください。
 

橋本明男の評判

橋本明男の評判はあまりよいとは言えず「予想が外れる」「言い訳をする」など、評価し難い内容が目立ちます。

下記、口コミ情報サイトから引用した投稿です。

yahooファイナンスで2ヶ月毎日暴落予想して、外しまくった挙句、「是非お電話下さい。短期間で30%位の儲けが出るであろう自信の銘柄がございます。」だと。よく言えるな。2ヶ月外し続ける方が難しいぜ。もう会員いないから台所事情苦しいかも

引用元:株予想会社 比較NAVI

評論家の悪口ばかりを言う人は、それ以下の人間だけど、 橋本さんの予測は、情報源を語らないところに訳の分からなさがあった。 自分の分析法といっても、それの公開がない。 外れたときの、理由付けがない。もちろん、言い訳をせよというのではないが、外れたという明言が必要じゃないか。 そして、長期展望とか、利確の位置情報がない。

引用元:潜入ウワサの投資顧問

株価は森羅万象を織り込んでいるが哲学のチャーティストなんだから、当たらないからって毎回、毎回ファンダメンタルズを持ち込んで言い訳するなっつうの!

引用元:株予想会社 比較

相場展望を100%的中させるのは無理難題な話ですが、その頻度が多いとなると話は別です。

橋本明男さんの分析精度に不安を感じます。

また、予想を外してしまった際に言い訳を重ねてしまうのもいかがなものか…。

プロのアナリストである以上、現実から逃げずに状況解説をしてほしいところです。

個人投資家の期待にそぐわない姿勢を見せることで、かえって橋本明男さんの実力以上に評価を下げているのかもしれませんね。
 

橋本明男の経歴

投資顧問「株×株」の最高顧問である橋本明男さんは、スーパー勤務などを経て1978年共栄リサーチに入社。

当時、投資顧問の走りであった同社で独自のチャート分析力、投資助言力を磨き実績を積みます。

1984年には独立してフューチャー出版を設立。

完全成功報酬型の投資顧問で約30年間に渡り展開をしてきました。

その後、2014年にジャパン・ストック・トレード、2017年にミリオンストック投資顧問、2019年に株×株の最高投資助言者としてサービスを提供しています。

今では投資歴40年、あわせてチャーチスト歴40年のベテランアナリストです。
※株価の動きをチャートだけで分析・予測するアナリスト
 

行政処分を受けた過去

「橋本明男」で検索をすると「行政処分」と引っかかりますが、ジャパン・ストック・トレード時代に行政処分を受けた過去があります。

橋本は過去に行政処分にあった投資顧問に二度も在籍していたらしいから相当やばいやつだよ。そんな奴がいる投資顧問だから相当やばいと思う。使わない方が身のためだとは思うね。気色悪い。

引用元:口コミ株予想.net

端的に言いますと、2つの虚偽を働いた模様。

・「仕手筋の情報を掴んだ」とする虚偽行為
・「ヘッジファンドが介入する」とありもしない虚偽行為

顧客を欺く不健全な運営と関東財務局に判断を下され、ジャパン・ストック・トレードは1ヶ月間の業務停止命令を受けています。

その後、当罰を受けたことで汚名防止策を取り他投資顧問と合併、2017年にミリオンストック投資顧問が設立されました。

3年以上も前の話なので、今後、橋本明男さんが行政処分に関与することはないと思いますが…。

違反行為を行っていた過去は事実ですが、株×株では心機一転して助言業を取り組まれていることを願っています。
 

橋本明男のわしの罫線

わしの罫線とは、橋本明男さんが国内外の相場や情勢を加味して株価動向を読む相場コラムです。

配信時間は平日18時頃。

株価の動きを罫線(チャート)だけで予測する投資法を用いて分析しています。

「わしの”罫線”」の由来もここから取っているのでしょう。

橋本明男さんのわしの罫線は、下記の情報元から閲覧することができます。

まぐまぐ  (メールマガジン配信サービス)
株×株の会員
yahooファイナンス 投資の達人  (2020/3/31 サービス終了)
みんなの株式  (更新停止中)

配信内容はすべて同一なので、自分の使いやすいサービスを選びましょう。

それでは、橋本明男さんの「わしの罫線」のポイントを解説していきます。
 

有用性

 
事実を淡々と教えてくれる

下記は2019年9月2日に配信された内容です。

橋本明男さんは「ニューヨーク市場は休場」になることで「明日の東京市場が閑散する」可能性があることを述べています。

橋本明男 9月2日公開のわしの罫線

橋本明男 9月2日公開のわしの罫線

実際にその通りで、各国の市場が閉まると相場参加者が減少するのがセオリーです。

特に世界最大の米国市場が休場すると、リスク動向や米金利動向を懸念する投資家が離れ、日本市場の閑散に拍車をかけることとなります。

橋本明男さんは事実を取り上げ、相場動向を予測してくれるのはポイントとなるでしょう。
 
イベントから株価動向を示唆

日々、国内外で株式相場に影響するイベントが発表されています。

9月9日のわしの罫線を見ると、近々「FOMC」と「日銀の政策決定会合」の発表があることが綴られていました。

橋本明男 9月9日公開のわしの罫線

橋本明男 9月9日公開のわしの罫線

国内外のイベントは株価予測に重要な投資指標です。

橋本明男さんは2つのイベントを分析して、強気と弱気の場合の投資家動向を予測しています。

たとえ個別企業の業績や将来性が好調であっても、イベントの発生によって、株価に影響を及ぼすことも少なくありません。

それだけ国内外のイベントは株価と密接な関係を持っています。

橋本明男さんはイベントを絡めながらコラムを更新しているので、動向を示唆してくれるのは株価予測の参考になるかもしれません。
 

注意点

投資に役立ちそうなポイントが散見された反面、注意しておきたいポイントが見えてきたのも事実。

続けて紹介します。
 
「断定表現」は危険の合図

結論から言いますと、橋本明男さんの言い切る表現には注意が必要です。

下記、9月4日のコラムをご覧ください。

「目標の節目(21,100円)を抜けない限り、日経平均は所詮戻りです」と橋本明男さんは解説していました。

独自の分析法で算出した数字に絶対の自信を持っているようです。

橋本明男 9月4日公開のわしの罫線

橋本明男 9月4日公開のわしの罫線

さらに「(上抜けるには)如何に道のりが遠いか」と述べているため、しばらくは日経平均株価が目標節目を上抜けずに推移すると予想していることが伺えます。

しかし、翌々日6日の日経平均株価は大引け21,199円、橋本明男さんの目標節目21,100円をあっさり2日間で更新しました。

投資の世界では「想定通りにいかないことが投資リスク」という考え方があります。

いかに期待値に近づけるかが相場予想では大切になるため、この回の予測は橋本明男さんの想定通りにならなかったと言えます。

つまり、橋本明男さんの分析法に絶対はありません。

わしの罫線では分析結果がブレることがあるので、あくまで参考指標の一つとして捉えて下さい。
 
「相場観測法波動」の不透明さ

断定表現のきっかけとなったのは、橋本明男さんの「相場観測法波動」による分析があったためです。

相場観測法波動とは、橋本明男さんが40年の投資経験を経て導き出した独自の分析方法。

コラム内でも「私の相場観測法で綿密に計算してみたのですが~」「~すると私の相場観測法は考えます」とやたらと名称は出てくるものの、その詳細は一切不明。

相場観測法波動の本質を掴めれば、わしの罫線を上手に使いこなせそうです。

そこで、橋本明男さんの分析のルーツを探るため「“リアル投資顧問” 橋本明男という生き方 」という電子書籍に目を通すと、チャート分析の勉強に活かしてきた2つの参考材料が見つかりました。

一つ目は「グランビルの法則」、二つ目は「エリオット波動論」です。

ただ、現時点ではこの2つのテクニカル理論を組み合わせ、どのように「相場観測法波動」を作り出しているかまでは分析しきれていません。

私の方でも引き続き分析を行い、「相場観測法波動」の本質に迫っていきたいと思います。
 

橋本明男 わしの罫線の情報は参考程度に

橋本明男さんの「わしの罫線」の内容すべてを受け入れることはおすすめしません。

断定表現を用いた情報発信で外れることがしばしばあり、独自の分析法「相場観測法波動」の中身も不透明です。

断定表現を多用している割には信用性が高くはありません。

そのため、他の投資顧問業者が提供する無料コラム と合わせながら情報を得られれば、より株式投資に上手に活かせると思います。
 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
橋本明男さんが最高顧問を務める株×株の実力診断記事も、是非チェックしてみてください。

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