phantom株価予報aiエンジン 「的中率80%」は広告

 2020/10/20

phantom株価予報aiエンジン
phantom株価予報aiエンジン
https://zaisan.us16.list-manage.com/

個別銘柄の株価チャートなどをAIが学習し、今後の株価予測をするのがphantom株価予報aiエンジン

ただ「的中率80%」という驚きの数値に対して、利用者の評判は一切見当たりません。
※シミュレーション結果のため実際の投資結果ではない

それもそのはず、phantom株価予報aiエンジンは現在サービス提供を停止しているようでした。

phantom株価予報aiエンジン 2019年より準備中に

phantom株価予報aiエンジンは2019年4月から一般の方向けのサービス提供を「準備中」としています。

phantom株価予報aiエンジンは一般向けのサービス停止中

phantom株価予報aiエンジンは一般向けのサービス停止中

サービス提供の停止から約1年半経過しているため、開発元の財産ネット社から進捗状況を公表していただきたいところですが…。

もし、phantom株価予報aiエンジンに関する最新情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、株式投資の真理にお寄せいただけますと幸いです。
 

DeepScore社AIに改名

phantom株価予報aiエンジンはDeepScore社AIに改名している可能性があります。

これまで毎週月曜日にマネー現代※でphantom株価予報aiエンジンの抽出銘柄が紹介されていましたが、2020年3月16日の記事よりDeepScore社AIに変更。
※若年層向け金融メディア

phantom株価予報aiエンジンがDeepScore社に改名

phantom株価予報aiエンジンがDeepScore社に改名

銘柄抽出方法やサービスの紹介文は一切変わっておらずAI解析機能は据え置いています。

ただ、一般の方向けのサービス提供は改名後も停止中。

今後phantom株価予報aiエンジンではなくDeepScore社AIとしてサービス復旧するのかもしれません

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証券会社には未導入

SBI証券や楽天証券の株価予想でphantom株価予報aiエンジンが導入されていると噂が立っています。

しかし、証券会社への導入は事実無根です。

GoogleやYahooの検索エンジンで「phantom株価予報aiエンジン」と入力すると、検索結果に「SBI」「楽天」が表示されます。

これは過去にphantom株価予報aiエンジンが両社をピックアップしたことがあるため。

SBI証券と楽天証券がphantom株価予報aiエンジンを導入している訳ではないので言及しておきます。
 

売買差益が合わない、不自然な投資結果

phantom株価予報aiエンジンを活用したシミュレーション結果は、売買損益が合わず不自然な状況です。

株価下落時の損失を少なく計上しています。

マネー現代では3つの前提条件設定の基、売買を行ったと記載していました。

 3つの前提条件

・1000万円を軍資金と仮定
・3銘柄掲載の場合、1銘柄約300万円相当を買い付け
・最長週内に手仕舞い(引け成行注文)

 

投資結果①:-34,000円の損失を-18,000円で計上

9月3日売買の竹内製作所(6432)は損失-34,000円なのに-18,000円で計上しています。

phantom株価予報aiエンジン 9月シミュレーション結果

phantom株価予報aiエンジン 9月シミュレーション結果

指値株価2,850円、決済指値2,816円のため、1株あたり34円の損失です。

前提条件では1銘柄あたり約300万円投資するので、1000株(2,850,000円)買う計算になります。

-34円×1000株=-34,000円の損失、収益率は-0.64%ではなく-1.19%が正しい数値です。
 

投資結果②:-77,600円の損失を0円で計上

10月15日売買のドンキHD(7532)は損失-77,600円なのに0円で計上しています。

phantom株価予報aiエンジン 10月シミュレーション結果

phantom株価予報aiエンジン 10月シミュレーション結果

指値株価6,859円、決済指値6,665円のため、1株あたり194円の損失です。

400株(2,743,600円)買う計算だと-194円×400株=-77,600円となるはずですが、シミュレーション結果では0円となっています。

phantom株価予報aiエンジンの投資結果には人の手が加わっている可能性が高そうです。

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phantom株価予報aiエンジンの評判

phantom株価予報aiエンジンを使えないためか、利用者の口コミは見受けられず評判は不明です。

ただ、マネー現代の記事は広告のため信用ならないという声が散見されています。

あくまで憶測ですが、シミュレーション結果の売買差益が不自然だったのは広告掲載が関係しているのかもしれません。

phantom株価予報aiエンジンを利用したことのある投資家の方がいらっしゃいましたら、株式投資の真理にお寄せいただけますと幸いです。
 

財産ネット企業調査部長は藤本誠之氏

phantom株価予報aiエンジンを開発、提供する財産ネット株式会社には藤本誠之 氏が在籍。

藤本誠之氏といえば「相場の福の神」の異名を持ち、ラジオNIKKEIや書籍、メディアへの寄稿で活躍する証券アナリストです。

過去には株プロフェットで投資情報の提供も行っていました。

マネー現代の記事でも度々登場、phantom株価予報aiエンジン(DeepScore社AI)を世に広めるため活動しているようです。
 

phantom株価予報aiエンジン サービス始動待ち

「的中率80%」は広告で派手に見せているため実数値ではありません。

ただ、抽出された銘柄は株価上昇しない訳ではないので、phantom株価予報aiエンジンの性能は今後も注視。

現在は一般の方のサービス停止中なので、再始動後に再検証を行いたいと思います。

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