スガノミクス銘柄 注目テーマと本命3銘柄を解説

 2020/09/10

電撃の安倍首相退陣宣言を受け、次期首相に「菅義偉氏」が最有力候補として注目を浴びています。

安倍政権が終わり早くも”スガノミクス”という言葉が生まれていますが、新たな景気対策は望みがもてるだろうか。

当記事では菅義偉氏の発言をヒントに、株価上昇に期待できるスガノミクス銘柄を厳選

テーマを先読みした有望株を厳選したので、銘柄選びの参考にしてみて下さい。

スガノミクス銘柄とは

8月28日、安倍首相が持病の悪化により首相退陣を決断。

7年8ヶ月続いた安倍政権がついに終わりを迎え、次期首相の大本命と言われているのが菅義偉氏です。

菅氏と言えば第2次安倍内閣を支えてきた中心人物の一人。

すでに「アベノミクスの支持・継承」を強調しており、異次元金融緩和は事実上継続、外国人投資家の資金引き上げ抑制も働いています。

菅氏が首相就任しても大きな政策転換に踏み切るとは考え難いでしょう。

来たる自民党総裁選が行われるのは9月14日。

スガノミクスの誕生およびスガノミクス銘柄の物色が強まるのはもう間もなくです。
 

スガノミクス銘柄は「新テーマ」に注目

アベノミクス政策を継承するスガノミクスですが、そのまま横展開させても衰退するのが目に見えています。

言うならばアベノミクスはネタ切れです。

以前から動かせる政策余地はほとんどなく、マイナス金利の深掘りはかえって銀行負担が増し、国債の買い入れは財政不安をより一層深刻化させます。

要するにアベノミクス政策にはテコ入れが必要です。

現政策のテーマからスガノミクス銘柄を発掘するのは厳しいと捉え、スガノミクス銘柄は菅氏の発言を重視することとします。

気になっているテーマは下記の通り。

・携帯料金引き下げ
・地銀再編
・ふるさと納税
・マイナンバー
・GoTo キャンペーン
・カジノ
・デジタル行政
・不妊治療

すでに上記テーマから物色されている個別銘柄は多数あります。

例えば携帯料金引き下げは、以前から「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」と菅氏は表明しており、スガノミクス始動後に本腰を入れる可能性が高まりました。

菅政権誕生が現実味を帯びたことで、大手携帯キャリアのNTTドコモ(9437)、KDDI(9433)、ソフトバンク(9434)は連日株価下落。

代わって格安SIM関連株の日本テレホン(9425)、日本通信(9424)は急騰しました。

上記は思惑買いによる一例に過ぎず、本格的なスガノミクス銘柄の動向はこれからの話です。

では本題です。

私はスガノミクス銘柄で「地銀再編」「デジタル行政」「不妊治療」のテーマに注目したいと思います。
 

スガノミクス銘柄 大本命3銘柄

 

チェンジ(3962):地銀再編

チェンジ(3962)はスガノミクス銘柄の大本命です。
※企業・公共団体へIT技術やデジタル人材育成サービスを提供。子会社がふるさと納税サイト運営

菅氏は9月2日の記者会見で「地方銀行の数が多すぎる」「必要あれば金融政策を進める」と発言、地銀再編に力を入れる姿勢が垣間見えています。

そのわずか5日後、チェンジは地方銀行向けデジタルトランスフォーメーション(DX)支援の本格展開を公表しました。

子会社のふるさと納税業務を通じ、DXは地銀再編に必要な要素であると位置付けたようです。

つまりチェンジは「地銀再編」だけでなく「デジタル行政」「ふるさと納税」のテーマにも該当しています。

業績もコロナ禍の影響で追い風。

事業柱のデジタル人材育成は、4月以降の企業研修がオンライン型に移行したことで業績好調を継続しています。

8月12日の第3四半期決算発表では、連結経常利益32.9億円(前年同期比4.8倍)に急拡大。

通期の同利益を29.8%上方修正(26.2億円→34億円)、増益率も2.7倍→3.6倍に拡大し、9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしました。

まさに「国策に売りなし」とはチェンジのような銘柄を指すでしょう。
 

ITBOOKホールディングス(1447):デジタル行政

デジタル行政のスガノミクス銘柄は、以前テンバガー 2020年の候補銘柄 でも取り上げたITBOOKホールディングス(1447)です。

スガノミクスの始動で同社は勢いづくと考えられます。

理由はデジタル庁の創設です。

新型コロナウィルスの助成金対応ですっかり”IT後進国”となった我が国の体制を変えるべく、菅氏はデジタル庁創設を「最優先課題」と報じています。

医療、教育の場でもオンライン化の遅れが目立ったことも要因です。

ITBOOKホールディングスは行政のデジタル化を支援するため、AI・RPAの活用とクラウド利用などによる業務及びシステムの改革を推進しています。

マイナンバーカードの促進活動も重要です。

政府のマイナポイント事業が9月1日よりポイント付与を開始するも、予算上限である4000万人の内申請者数は約400万人。

予定数のわずか10分の1ほどの数です。

今後のデジタル庁の創設およびスガノミクス本格化により、普及が遅れているマイナンバーカードへの取り組みが加速する見方が取れます。

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SERIOホールディングス(6567):不妊治療

SERIOホールディングス(6567)は子育てと仕事の両立を目指す女性対象に、就労支援や育児支援事業を展開する企業です。

2018年3月上場以降、業績は毎期右肩上がりで事業の好調さが伺えます。

同社の選定理由は、不妊治療問題の緩和による待機児童の解消です。

菅氏は9月8日、党本部で開かれた立会演説会にて「不妊治療への保険適用を実現する」ことを表明しました。

実現までに1~2年かかると述べていますが、その間に助成制度を増やしていきたいとも述べています。

アベノミクスで進めてきた教育無償化や男性の育児参加の実績を基に、スガノミクスも政策を継承しつつ、待機児童問題の解決に期待したいところです。

菅首相の就任、不妊治療への保険適用案が通れば、SERIOホールディングスの株価上昇に期待できるでしょう。
 

スガノミクス銘柄 本格的な影響はこれから

今回は「地銀再編」「デジタル行政」「不妊治療」から注目スガノミクス銘柄を厳選しました。

すでに関連銘柄が動意付いてはいるものの、まだ思惑による買いばかり。

本格的に影響を受けるのはこれからです。

また、スガノミクスは多数テーマに期待できそうなので、菅首相が就任後の政策内容にも改めた目を向けて、情報を追記していきたいと思います。

スガノミクス銘柄同様に国策銘柄 AI(人工知能) の本命株も厳選したので、銘柄選びにご活用下さい。

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